もしかして、これってアトピー再発? と思ったら・・・ | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。 
八木沼です。

6月21日 は夏至でしたね!
一年間で1番、日が長いのは皆さんご存知の事と思います。

ところで冬至はゆず湯に入ったり、カボチャやミカンを食べてベータカロチンを摂取して風邪をひかないようにしますが、

夏至は何か行事があるのか調べてみたらありましたので、下記の資料を参考にしてみてください。


夏至の日の風習や食べ物そして行事

  • 関東地方 ⇒ 新小麦で焼き餅を作って神に供える
  • 島根県、熊本県の各郡 ⇒ 小麦で団子やまんじゅうを作って神に供える
  • 大阪近郊 ⇒ タコを食べる(夏至から半夏生まで)
  • 京都府 ⇒ 水無月という和菓子を食べる
  • 愛知県 ⇒ 無花果田楽を食べる
この中で私が気になったのは、無花果( イチジク) 田楽です。レシピは割愛します🙇‍♂️




無花果と書いてイチジク。 
花のない果物と言う意味だそうです。因みに花は果肉の中にあるそうです。そしてイチジクは「不老長寿」の果物と呼ばれるそうですから食べた方がいいですね!



さて今回のテーマは「アトピーの再発について」です。

今まで落ち着いていたアトピーが再発する事もありますので、対策の参考にしていただければと思います。


◉アトピー再発の原因。

アトピー再発の主な原因は3つです。


その1  ついつい飲食し過ぎてしまった。

・食べ過ぎや飲み過ぎはやはり痒くなります。特に食べ物の糖質と脂質は体の中に入ると、血液の中にある酸素と化学反応を起こして、エネルギーに変えます。

そしてエネルギーに変えるときに、活性酸素が発生します。活性酸素は皮膚細胞膜を破壊します。皮膚細胞膜が破壊されると、乾燥して痒くなりアトピーが再発する事があります。
 

・水分の過剰摂取もアトピーが再発する原因になります。

アトピー体質はある意味水毒体質です。水毒体質とは体の中に余分な水分が溜まる事を言います。

人間の体は水分が多過ぎてもジュクジュクして痒くなります。湿疹という漢字も湿ると書きますね。 つまり水分が多過ぎても痒くなることになります。

・塩分摂取も注意が必要です。
湿気の多い季節にアトピーが再発する方は特に塩分摂取量に気をつけてみてください。塩分は肉やお菓子等にも入っています。塩分が多いとむくみやすく、痒くなります。

塩分が多いとむくむ原因は浸透圧の関係です。塩分のナトリウムが細胞の外( 血管の外という意味もあります)に多くあるとむくみます。

浸透圧とは体液が濃度の低い方から高い方へ移動することを言います。ナトリウムが多い方へ体液は移動します。


その2  塗布剤によるかぶれ( 接触性皮膚炎)

保湿剤や日焼け止めを塗ってかぶれて、アトピーが再発することもあります。

たまたま使用した塗布剤の成分に合成界面活性剤が入っていると、 皮膚の保護膜を破壊しますので、アトピーが再発します。

 そして使い続けてアトピーの症状が再発して塗布剤をやめるとリバウンドの症状がでる事があります。


・その3  ストレスや疲労による再発

人間の体はストレスや慢性疲労の状態になると敏感になります。特に皮膚が敏感になりますので、今まで反応しなかった物質にも過剰に反応して痒くなります。



◉アトピー再発の症状
その1 食べすぎ、飲み過ぎ

今の季節ですと再発の症状に多いのは、体に水泡ができて痒いというのが多いです。

はじめは手が痒くなり、そして全身に痒みが広がることがあります。

その2 塗布剤によるかぶれの症状

塗布剤を使用してもかぶれない事もありますが、かぶれた時は炎症を起こしますので赤くなります。また痒みや痛みを伴う事もあります。

一度皮膚がかぶれると、 水に触れただけでも赤くなったり痒くなったりしますので、保護膜ができにくい負の連鎖に陥る事があります。

その3 ストレスや慢性疲労による症状

ストレスや慢性疲労は体の毛細血管を収縮させてしまうので、皮膚に栄養が足りない状態になりカサつくことがあります。


◉アトピー再発の対策

その1 食べ過ぎ 飲み過ぎ



食欲は本能ですので正直食事制限は難しいです。でも痒い生活を続けるのも辛いと思います。

そこで対策としては、 食べ物は口に入れたら30回は噛む。こうすると脳の満腹中枢が刺激されて結果的に食事の量が減ります。

痒くなるのは夕方以降が多いですので、18時 以降の食事は控えるようにしましょう。夕食は特に糖質と動物性タンパク質は控えてください。

水分に関しては、 飲みすぎる原因が喉の渇きの場合は、食事の味が濃くなっていないかもチェックしてみてください。

塩分が多いと喉が渇いて結果的に水分摂取量が増えます。

その2 塗布剤によるかぶれ対策


塗布剤によるかぶれ対策は、 塗布剤を使用しないことになります。現実問題としては塗布剤を使用してかぶれの状態になると、 塗布剤を辞めてもしばらくは痒み等の症状が続きます。

そして塗布剤を辞めてリバウンドが出ると治療が必要なこともあります。

その3 ストレスや慢性疲労の対策


 これも正直対策が難しいのですが、まずは睡眠です。良質な睡眠がある程度取れて入れば、ストレスや慢性疲労の対策になります。

逆に考えると不眠からストレスや慢性疲労になる事もあります。とにかく疲れていると思ったら、日中でも寝ることをお勧めします。

ちなみに食べることも内臓疲労になります。ですので1日に何回かは空腹の時間を作る事が内臓を休める事になり、内臓疲労の対策になりますので、習慣化されるといいですね!


◉まとめ

アトピーの再発は起こることがあります。アトピーの主な原因は生活習慣や食生活です。

そして塗布剤等に含まれる合成界面活性剤の影響で保護膜ができにくい事です。

そのほかにも洗い過ぎによる保護膜破壊もあります。

塗布剤を使用してなければ、生活習慣や食生活を改善する事で、殆どのアトピー再発はセルフケアで大丈夫ですので、塗布剤を使用する前に生活習慣や食生活の見直しをされては如何と思います。

それではまた。

関連記事→アトピーの再発

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まめの「 アトピー改善豆知識」
アトピーが再発しても塗布剤を使用しないのがポイントです。

編集後記

平成33年3月 に完成予定の市川市役所の工事状況です。

ヒマラヤ杉の前にあるベンチ。( 防虫効果あり)
私のお気に入りパワースポットです。ここのベンチでブログを書いています💻

6/2 に外環道が千葉県市川市高谷から埼玉県三郷市まで開通しました。

私も市川北インターから三郷中央まで走ってみました🚗

外環道の高速は市川市周辺は半地下の状態です。そして一般道の国道298号線は外環道の上を走っています。

外環道と国道298 号線はとても便利です☺️

それではまた。