調子はいかがですか。
千葉にあるアトピー治療専門 鍼灸・ 整体 宗気堂 八木沼です。
今回のテーマは「 塩断食でアトピーを解消しよう!」 です。
アトピーを改善するには糖質制限という事は皆さんご存知なのですが、塩分制限はあまり聞かないかもしれません。
糖質制限してもアトピー改善が見られない方は、塩分制限に取り組んでは如何でしょうか?
塩断食は塩の摂取量を減らす事です。日本人は味噌や醤油などの調味料を日常的に使用しますので、塩分を多く摂取する傾向にあります。
1日に平均すると9、4g〜11、1 gの塩分を摂取しています。厚生省の塩分目標摂取量は女性7g 男性8 gです。実際には体が必要としている1日の塩分必要量は3 gです。
日本人は塩分を多く摂取しているのがはっきりしてますね。塩断食をする事で、むくみや高血圧の予防にもなります。
アトピー体質の方がむくみやすいのも、塩分過剰が原因の1つです。痒みの原因が水毒体質というむくみの状態ですので、塩断食は試してみる価値があります。
◉塩断食のねらいとは?
塩分を含んだ動物性のタンパク質や脂肪を日常的に摂取して消費しないと、古くなった栄養素が体に溜まっていきます。
この古くなった栄養素が毒素になり、 この毒素を「 古塩」( こえん) と言います。この「 古塩」 を体に溜め込むと痒みの原因にもなります。
この「 古塩」 を中和して排泄させるために有効なのが「 塩断食」 です。 「 古塩」 の主な成分はナトリウムです。
「 塩断食」 をして体にナトリウムを入れない事で、体に溜まった「 古塩」 のナトリウムを消費するのが目的です。
◉塩断食のやり方
塩断食のポイントは「 古塩」 を消費させるのが目的ですので、体に食塩を出来るだけ入れない事です。
ですので良質な野菜やフルーツを沢山摂取するといいです。野菜中心の食生活ということになります。
順番としては減塩から初めて塩断食をすると無理がなくていいです。
調味料もはじめは減塩のものを使用して、 慣れてきたら塩や醤油の代わりに、 お酢、 オイル、 カレー粉、 ダシで味付けすると塩分が少なくても満足出来ると思います。
◉毒素を効果的に排泄するには。
塩分は取り過ぎは良くないですが、体に必要である事も忘れないようにしてください。
塩断食は長くても24時 間〜48時 間迄です。通常ですと無塩開始後24時 間経過した頃から毒素は溶け始め排出されると言います。
また毒素を効果的に排泄させるためにカリウムの摂取が有効です。バナナ、 アボガド、 プルーン、 ほうれん草、 海藻類に含んでいます。また、運動をして汗をかいて毒素を排泄するのも効果的です。
◉まとめ
塩断食は月に一回くらい行い、6 ケ月後にはデトックス効果が現れると言います。
塩断食をすると、塩分たっぷりのファーストフードやスナック菓子、 カップラーメンなどのジャンクフードは食べたくなくなるかもしれません。
体がむくみやすく体の痒みがなくならないアトピー体質の方は一度塩断食をするのも1つの方法です。
それではまた。
関連記事→アトピー浸出液 塩との関係
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まめの「 アトピー改善豆知識」
編集後記
30 周年のイベントを開催してました。
私もこの業界約30年ですので、同じ時代を過ごしてきたかと思うと親しみを感じます☺️