調子はいかがですか。
千葉にあるアトピー治療専門 鍼灸・ 整体 宗気堂
八木沼です。
ここ最近は桜🌸の季節になり街の景色がすっかりと春模様になりましたね。モクレンもあちこちで見かけます。
しかし花粉症がある方はイマイチ桜を楽しめないのが悩みだと思います。そして花粉症からも肌が痒くなり、かき壊して浸出液が止まらないという方も多いと思います。
ということです今回のブログはアトピーの浸出液についてです。
浸出液を克服するにはやはり生活習慣が大切になってきます。
大きく分けると3つのポイントがあります。
その1 必要以上に体の中に水分を入れない。
その2 体内の余分な水分を出す。
その3 免疫力を上げる。
それでは、3つ のポイントについて 見ていきたいと思います。
◉その1 体に余分な水分を入れない。
浸出液といっても元は水分ですので、体の中に水分をたくさん入れれば、 体は水分を体外に出そうとします。
ですので浸出液が出ている時期は特に水分制限が必要になってきます 。 ちなみに食べ物も殆ど水分です。そして野菜や果物も水分を多く含んでいます。
それでは水分の適量はどのくらいがいいかと言いますと、汗や尿がどの位出るかによって変わってきますが、普段から2リットル以上摂取しているという方もいますが、これは多いです。
目安としては尿の色が透明ですと水分が多いです。尿の色が濃い黄色ですと水分が少ないです。 尿の色がレモン色ですと水分摂取が適量と考えていいです。
その2 体内の余分な水分を出す。
体の中に余分な水分が溜まることを、東洋医学的には水毒体質と言います。水毒体質になると浸出液も止まりにくくなります。
余分な水分を体外に出すには、尿か汗が主になると思います。汗は運動をして出すのが一番いいです。所が運動をして汗を出したいが、なかなかでないというのが現実だと思います。
汗がなかなかでないときは、少し厚着をするとか、サウナスーツを着るなどで汗が出る工夫も必要になってきます。
ただしアトピー体質の方は、汗の出始めが痒くなる事があります。汗の出始めは痒くなりますが、ここを我慢して汗をドバドバ出す事が出来ると痒みが楽になります。
汗の出始めは酸性の汗が出るため、痒みが強く出ますが、ドバドバ出るときは汗はアルカリ性になっています。
その3 免疫力を上げる。
浸出液も透明の浸出液と黄色い浸出液とあります。 透明の浸出液は主に炎症がある時に出る血漿です。
それに対して黄色い浸出液は黄色ブドウ球菌です。 黄色ブドウ球菌は体の免疫力が低下した時に浸出液として出る事があります。
特にステロイドを使用すると免疫力が低下して黄色ブドウ球菌の浸出液が出る事があります。
ですので黄色い浸出液が出るときは、ステロイドの使用を中止する事が必要になります。
その上で免疫力を上げる対策が必要です。免疫力を上げるには、睡眠、 栄養、 休養がポイントとなります。
そして皮膚周辺の血液循環を良くする必要があります。皮膚周辺の血液循環を良くするには、硬くなっている皮膚を柔らかくするのが効果あります。
特に鍼灸をすると皮膚が早く柔らかくなり血液循環を良くする事が出来ますので、結果的に免疫力が上がり黄色ブドウ球菌の浸出液が止まることになります。
以上 浸出液対策3つのポイントでした。
関連記事はこちら→アトピー浸出液
まめの「 アトピー改善豆知識」
鍼灸師の方はこちら
編集後記
私も治療 院の近くを流れる真間川( ママガワ)へ桜を見にいってきました。丁度見ごろでした。