調子はいかがですか。
千葉にあるアトピー治療専門 鍼灸・整体 宗気堂
八木沼です。
ここ最近は菜種梅雨と三寒四温で体調不良を訴える方が多いですね。皆さんは如何ですか?
気圧や温度変化で体調不良を感じる方は体質的に水毒体質なってますので、 水分を取り過ぎないようにするか、運動をして汗を出すかのどちらかの対策が必要になります。
本日のテーマはアトピー体質と血行不良についてです。
◉血行不良ってどんな状態?
血液は主に心臓から排出されて、 心臓に戻ってくるという循環で機能しています。ですので血行不良になるということはこの循環が正常に機能しない事を言っています。
1・ アトピー体質による血行不良のメカニズムとは。
血液は動脈と静脈があります。血行不良を考えるときには主に静脈を対象に考えるといいと思います。ちなみにリンパ液も静脈と合流する箇所もありす。
静脈の血管には弁があるため、 動脈に比べると血液循環は スムーズにはいかないです。主にこの事が血行不良のメカニズムになります。
2・血行不良の原因って?
先ほども述べたように静脈の中には弁があるため、血管の構造状からしても血行不良になりやすいです。
特に心臓から下は戻りにくいです。血液は水と同じで高いところから低いところへは移動しやすいですが、低い所から高いところへは移動しにくいです。
引力の影響も相まって血行不良になりやすいです。
3・アトピー体質がなぜ、 血行不良になりやすいか?
原因は色々ありますが主な理由は、汗をかくと痒くなるため、積極的には運動をしない事だと思います。( 正確には汗でアトピーが悪化する為、 運動をしたい気持ちはあるが、出来ないというのが正しいかもしれません)
結果、運動をしないと 血行不良になります。
4・血行不良が起きやすい場所とは?
血行不良が起きやすい場所はやはり手足です。手足には毛細血管が沢山あるため他の場所よりも血行不良になります。
また、アトピー体質を体全体の組織から見ると皮膚に症状が出てますので、 皮膚周辺の血行不良が起きていますし、 皮膚表面は毛細血管が多くありますので、 やはり血行不良になりやすいです。
◉血行不良の対処法とは。
1、 体を冷やさない。
特に毛細血管が多い手足を冷やさないことが大切です。そして冷たい飲食物を取り過ぎない。
2、 座位が長い方は時々立ってみましょう。
座位が長いと骨からカルシウムが溶け出してきます。溶け出したカルシウムは細い血管内に付着します。血管内に付着したカルシウムにコレステロールが付着します。そして血管内が狭くなり血行不良になります( 成人病のメカニズムでもあります)
この骨からのカルシウム流出を予防するには、時々立って引力に抵抗する必要があります。こうする事でカルシウムの流出を予防できます。
3・ 食べ物でカルシウムの流出を予防するには。
カルシウムの流出を予防する食べ物はビタミンK になります。納豆やレバー等にも含まれています。
4・薬は必要以上に使わない。
アトピー性皮膚炎の時に使用するステロイドには、カルシウムを流出する事もありますので血行不良になることがあります。
また、 ステロイドにはタンパク質を破壊する作用もあります。特に手足のタンパク質を破壊する事もありますので、筋肉が細くなりそして冷えやすくなり、 血行不良になる事もあります。
◉まとめ
血行不良はアトピー体質でなくても起こります。ポイントは体を冷やさない事。 適度な運動( 汗をかくと痒くなる方は、皮膚の保護膜を再生させるのが優先です)
座位が長い方は時々立ってみる。食べ物もビタミンKを摂取する。 そしてステロイドの長期使用はしない。
以上 。 アトピー体質と血行不良でした。それではまた。
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まめの「 アトピー改善豆知識」
編集後記
民家に咲いているのは珍しいと思います。東京ですと新宿御苑か小石川植物園に、4/20 頃から5月 上旬位に開花すると思います。
それではまた。