調子はいかがですか。
千葉にあるアトピー治療専門 鍼灸 整体 宗気堂 八木沼です。
今回はアトピーとアレルギーについてです。
まずはアトピーの定義として「 ハニフィン とライカ」 というのをご存じでしょうか?
アトピーの診断基準に「ハニフィンとライカ」があります。1、慢性、再発性 2、痒み 3、典型的な湿疹 4、アトピー素因(遺伝)。4つのうち3つあるとアトピーと診断されます。
(個人的には遺伝は関係しないと思います。)
確かに4個 の内3個は当てはまる方が、アトピー体質の方には多いように感じます。
慢性、 再発性、 痒み、典型的な痒みとありますので、 皮膚炎の症状がある方なら殆どのように感じます。
アトピー性皮膚炎は慢性的な皮膚炎とも言いますので、誰がアトピーになってもおかしくない定義のように思えます。
そしてこの定義を裏付ける意味でアレルギー検査があります。
IGE検査は聞いた事がある方が多いのではないでしょうか?
このIGEの数値が高いと 何にアレルギー反応をしているかを調べる方が多いと思います。
花粉、 埃、 ダニ、 ペット、 小麦、 大豆、 牛乳、 たまご、 等を検査する事があります。
しかし最近では食べ物等のアレルギー数値を調べるよりも、体の炎症がどの位あるかを調べる検査( TARC) タルクが少しずつ増えているようです。
この検査ですと医療機関としては、 例えばステロイドを処方して患者さんが使用した時の炎症反応を見る事が出来て、 薬が効いているかどうかがわかりやすくなるメリットがあります。こうゆう事情もあってタルク検査をする医療機関が増えたのかもしれません。
ステロイドは炎症を抑えてアトピー性皮膚炎を改善させるのが、目的ですのでタルク検査で炎症の数値が判れば、ステロイドの継続をするかどうかの目安にもなりますし、 ステロイドのランクを上下させる目安にもなります。
そういう意味では今までのアレルギー検査よりは、患者さんもわかりやすくなったと言えると思います。
私もアトピーはアレルギーではないと思っているので、アレルギー物質を探す検査よりタルク検査で炎症がどのくらいあるかを調べた方が良いと考えていました。
まとめ
薬は対症療法ですので、炎症の数値が高ければ炎症を抑えるのが目的です。
それに対して東洋医学は炎症を抑える目的もありますが、なぜ炎症が起きているかを探し出しながらの治療です。主に食生活、 生活習慣を見ていきます。 病気を見るよりも人を見ていきます。
原因不明の病気や難病は殆ど、 生活習慣からきていると東洋医学では見ています。( ウイルス、 奇形は除きます)
今回はここまで。
アトピー関連記事→アトピーとアレルギー
まめの「 アトピー改善豆知識」
アレルギー検査で陽性反応が出ても、例えば食べ物であれば、試しにゴマ粒位を食べてみてアレルギー反応がでなければ、アレルギー食品と考えなくても良いと思います。ただし、 アナフィラキシーショックを起こす食品では実験は避けてください。
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編集後記
それではまた。