調子は如何ですか。
千葉にあるアトピー 治療専門 鍼灸・ 整体 宗気堂 八木沼です。
今回のテーマはアトピー 乾燥肌3つの原因と対策です。
乾燥肌3つの原因は
1・食べ物
2・洗いすぎ
3・保湿依存です。
1・食べ物については、主に糖質、 脂肪、 塩分が大きく関係してきます。
◎糖質は・炭水化物( 米、 小麦、) ・芋類/デンプン( さつまいも、 かぼちゃ、 じゃがいも等)・果糖( 果物)・砂糖などになります。
糖質摂取による乾燥の原因は、糖質が体のエネルギーに変えられるときに、化学反応を起こしたときに出る活性酸素が皮膚細胞を乾燥させます。
対策は食事の摂取カロリーの三割が炭水化物で残りの七割がタンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルが理想です。
◎脂肪は主に動物性脂肪摂取の場合、乾燥 のメカニズムは糖質と同じです。対策は動物性の脂肪を摂りすぎないで、お肉を食べるときはクエン酸のレモンや野菜を合わせて食べることが大切な事と、魚の脂肪も日替わり等で交互に摂取すると理想的です。
◎塩分は文字どうり塩です。
塩分摂取による乾燥の原因は、体に取り込まれた塩分を体外に排泄するために尿として塩分を排泄しますが、このときに体のカリウムも一緒に排泄されます。
体の細胞をコントロールしている、カリウム(k) ナトリウム(na) カルシウム(ca) のバランスが崩れると皮膚が乾燥することがあります。
塩分を取ると喉が乾くように皮膚も乾燥します。
対策はやはり塩分を取りすぎない事と合わせて加工食品を摂りすぎない事です。また乳製品であるチーズやバターは塩分が多く含まれているものがありますので、食べ過ぎには注意が必要です。塩と摂取するときは、精製された塩ではなく、ミネラルを含んだ岩塩等がいいです。
2 ・洗いすぎ
皮膚が乾燥する方は清潔好きな方が多い様に見受けられます。毎日お風呂で石鹸を使ってゴシゴシと洗っている方が乾燥しやすいです。あまりにも洗いすぎると体の皮脂が取れてしまいカサカサします。
対策は石鹸を使用するところは部分的にして、そのほかのところはお湯で流すだけにする日を多めにすると皮膚の乾燥が楽になります。
既に皮膚がカサカサの状態であれば、入浴を2、3日控えるだけでも乾燥が和らぐはずです。
また健康タオルによる摩擦でも乾燥しますので、健康タオルを使う場合 は綿や麻素材の天然繊維がいいと思います。 使用する石鹸やシャンプーリンスは合成界面活性剤の入ってない物を選んでください。
例えば石鹸は固形の物や髪を洗う場合は石鹸シャンプーを使用するなど。究極の乾燥防止は風呂に入らない( 出来る方だけ(^^))
3・保湿依存
保湿しても保湿しても乾燥する方は、保湿依存になっていることがあります。 この状態は皮膚が乾燥したときに自ら皮脂と言う脂を出せない事を意味します。
本来なら皮膚は乾燥すると皮脂を出して乾燥防止をするのですが、保湿依存になっていると皮脂を出さなくなります。 皮膚は乾燥のままでいると必ず皮脂を出すのですが、 保湿剤で皮膚が潤っていると自ら皮脂を出そうとはしなくなります。この状態が保湿依存になります。
対策は保湿依存から脱する事なのですが、これがなかなか難しいです。いわゆるアトピー の脱保湿と同じですので自己流ですとやめた方がいいかもしれません。
というのも保湿剤を止めると一時的に悪化します。この状態を我慢しながら生活していくのは大変ですので脱保湿する場合はよく 考慮してから始めてください。
脱保湿を始めるとなると食生活の改善や生活習慣の改善が必要であり、同時進行で脱保湿をしないと成功しないことがあります。
また、 保湿剤の成分に合成界面活性剤が含まれていることもあります。 この合成界面活性剤が保湿剤に含まれていると、
皮膚の保護膜が壊れることがあり保護膜が壊れると痒くなり、そしてまた保湿剤を塗りたくなるという負の連鎖反応に陥ることになりますので、保湿剤を使用する功罪を考慮なさってください。
それではまた。
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編集後記
当院の近くに 葛飾八幡宮があります。丁度銀杏が見頃を迎えましたので写真をアップします。
八幡宮の入り口はここです。