調子はいかがですか。
千葉にあるアトピー治療専門 鍼灸 整体 宗気堂 八木沼です。
今回のテーマは脱保湿によるアトピー治療です。
○アトピー改善には脱保湿は必須です!
アトピー改善には脱ステが必要なのは知っていましたが、脱保湿が必要なのはなぜですか?
という問い合わせが最近多いです。
当院のアトピー治療は脱ステと脱保湿をしてからの治療となっており、アトピー治療の当院のホームページをご覧になっての問い合わせです。
○まずは皮膚の予備知識
アトピー性皮膚炎の方が治療にあたって一番に考えなければならないのが、皮膚(保護膜)の再生です。つまり、壊れている皮膚を再生するためには、余分なものを皮膚に付けないのが、最低条件となります。
皮膚再生には、皮脂、汗、垢、皮膚ブドウ菌が必要になってきます。これらの皮膚再生に必要な物以外は体にとって異物です。異物が体に付着しただけでも、肌敏感症の方はアレルギー反応を起こします。アレルギー反応を起こすという事は痒くなりますし、掻けば皮膚が壊れます。皮膚が壊れるので汗にも、その他アレルギー物質にも反応します。
○実はアトピーはアレルギー反応ではありません。
アトピー性皮膚炎はアレルギー反応ではなく、皮膚が壊れているので、二次的に皮膚が過敏に反応してかゆみの症状が出ていることになります。つまり皮膚をしっかり作れば外的刺激に対しての痒み症状は出なくなります。
食べ物からくるかゆみも、ほとんどが体が酸化することによって起きてますので、原因は酸化による乾燥のかゆみです。
○皮膚再生に大切なこと。
次に大切なのは皮膚再生に必要な、皮脂、汗、垢、皮膚ブドウ球菌を洗い流さないことです。つまり壊れている皮膚の部分を洗わないことが大切です。洗いすぎてアトピーが治らない方が多いです。
○脱保湿に伴うリスク
注意点としては、やはり保湿しないと乾燥して皮膚が突っ張ったり、皮膚が切れたりして、脱保湿以前よりも苦痛が伴う事がありますので、脱保湿しただけで皮膚を改善するのは大変で、脱保湿を断念される方も多いと思います。
○脱保湿を成功させる方法。
これはやはり鍼灸治療がいいです。鍼灸で脱保湿に伴う苦痛を改善することができますので、脱保湿を成功させることができます。脱保湿が出来れば後は自然治癒力で皮膚を再生することができます。ですので、くれぐれも自己流での脱保湿はしないことをお勧めします。
以上、アトピーと脱保湿のお話でした。
それではまた。
アトピーに関する詳しい記事はこちら⇒鍼灸 整体 宗気堂
まめの「アトピー改善豆知識」
外国ではお子さんのアトピー治療に入浴制限されているところもあります。