アトピー浸出液がツライ・・・という方に、とっておきの方法を教えます! | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。




千葉アトピー治療専門 鍼灸・整体 宗気堂  八木沼です。




今回のテーマは「アトピー浸出液」です。




早速ですが、アトピー浸出液は体の毒素だと思っている方がいらっしゃいますが、




これは間違っています。浸出液は血管から染み出してきた水分(血漿)です。




体に炎症があると血管は広がり透過性を高めて血漿を血管外に出します。




この時の液体が血漿です。




ですので血漿は炎症を鎮めながらそして皮膚再生の役割もします。




このような役割を担っている浸出液を抜いてはいけませんね!




当院に治療に来られた方の中には以前、浸出液を抜いていましたという方もいます。




浸出液を常に抜いていると皮膚表面が硬くなりそして浸出液は出続けます。




浸出液は抜かないで、そして洗い流さないことが皮膚再生も早くなります。




それから浸出液の元は水分です。浸出液は炎症を鎮めてそして皮膚再生の役割をしますが、




体に過剰な水分を補給するとやはり浸出液が出過ぎるという事もありますので、




水分補給も適度でなければなりません。




一日の水分量はおおよそ食事も含めて2.5L位でしょうか。




食事で1.5Lその他水分補給で1Lで良いのではないでしょうか。




浸出液が止まりにくい方はこのくらいでいいと思います。(夜間の水分は特に控えめに)




脱ステ後で体温が37.5度を超えている時はもう少し多めでいいです。




また普段から塩分の多い食事をしている方もむくみやすく浸出液が出やすいです。




下肢がむくみやすく浸出液も止まりにくく、またフクラハギがつりやすい方は




塩分の摂取量が多すぎる可能性があります。




フクラハギがつる原因の中にカリウム(K)不足があります。




普段から塩分(塩化ナトリウムnacl)を多めに摂ると




体はナトリウム(na)を排泄しようとします。




このときにカリウム(k)も一緒に排泄してしまいます。




ですのでカリウム(k)不足になり筋肉のケイレンが頻繁に起こります。




カリウム(k)は筋肉を動かす時に伝達物質として使われます。




これと同じことが高血圧やむくみの時に薬局で処方される




利尿剤でもケイレンが起こる時があります。




という事で浸出液対策には、[浸出液は抜かない拭き取らない、]




[水分の適量を知る][塩分は控えめに]ということでしょうか。




もうひとつ果物にも水分がたくさん含まれてますので食べすぎには注意です。




又、上半身に浸出液がでやすい方は枕を高くして寝ると楽になることがあります。




下半身に浸出液がでやすい方は足を高くするのもいいです。




浸出液を抜かない、そして拭き取らないとカサブタができやすくなり、




皮膚再生に一歩近づきます。




ジクジクして辛い浸出液ですがここを乗り越えれば確実に治癒に向かっていきます。




それではまた。



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