調子はいかがですか。
千葉アトピー治療専門 鍼灸・整体 宗気堂 八木沼です。
このところ気温が下がって過ごしやすくなってきましたね。(^O^)/
アトピー体質の方はやはり暑い時期は症状が悪化する方が多いです。
悪化させる要因の一つに汗があります。汗が皮膚にしみて痒くなるということなのですが
その一方、汗をかいた方が改善するという方もいます。汗をかくと痒くなる方と汗をかくと改善される方
ともに共通しているところは汗の出はじめは痒いといいます。
同じ汗でもジンワリと出る汗は酸性に近く、ドバドバでる汗はアルカリ性に近いといわれます。
アトピー体質の方は皮膚が敏感ですので汗が酸性ですと痒みがますのでしょう。
ですので温泉もアルカリ性の方がアトピー肌には良いですね。
皮膚の部分においては、細胞は「酸性」細胞膜外は「アルカリ性」が
正常な状態です。これが細胞膜外まで酸性になってしまうのは良くないということですね。
さて今回のテーマはアトピーと運動ですので、なぜ運動をするとアトピー体質が改善されるのでしょう?
東洋医学ではアトピー体質を「裏寒表熱・リカンヒョウネツ」と表現しています。
これは体の中が冷えて皮膚表面に熱を持っているということだそうです。
確かにアトピー体質の方は冷え症の方が多いのですが、暑さは苦手としてますね。
ではどのようにして「裏寒表熱」を改善すればよいかというと、やはり運動をして筋肉を動かし
体の中から温めて汗をかくことで改善するということですね。
アトピー体質の方は皮膚の保護膜がしっかり出来てない状態ですので、
保護膜をしっかり作るには、汗と皮脂と常在菌(ブドウ球菌)が必要です。
とはいっても現実は汗をかくと痒くなり皮膚を掻き壊してしまう方が多いのも事実です。
アトピー体質の方は体を全体的にとらえていかないと、何かを実行しても改善される方と
改善されない方がでてきます。
体は食べ物によっても体質が変わってきますので、上記に記した皮膚のPH(ペーハー)
を常に正常な状態に保てるように食事にきをつけて徐々に運動をはじめていけば、
汗をかいてもしみない皮膚になりそうですね。
涼しくなってきた今日この頃は運動を開始するには良い時期ではないでしょうか
それではまた。
アトピーに関する詳しい記事は
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