
調子はいかがですか。
千葉アトピー治療専門鍼灸 宗気堂 八木沼です。
関東は台風一過で晴れ間が見えて気持ちが良い一日でした。
今回もアトピー性皮膚炎と痒みのお話です。
痒みがあると保冷剤等で冷やしている方が多くいらっしゃいます。
やはり痒みのある所は炎症を起こしていますので熱を持っています。
熱を持っているので冷やしたくなりますね。
ところが体内の毒素(化学物質等)の影響で痒い場合は
冷やさない方が良い時があります。
例えばステロイド剤が体外に排出されなくて残ってしまった
酸化コレステロールを排泄するには血液循環をよくしなければなりせん。
つまり冷やすと血管が収縮して血液循環が悪くなり毒素を排泄できないということです。
アトピー性皮膚炎の方は、体が温かくなると痒くなったりしますのでどうしても
痒みの場所を冷やしたくなりますね。
体内の毒素を排泄するには血液循環が良くないと
排泄できなので体を冷やすことは、アトピー改善を遅らせることになります。
ステロイド剤を使用すると交感神経が緊張して血管が収縮して体を冷やします。
脱ステロイドをするには副交感神経を緊張させて血管を拡張させなければなりません。
しかし皮膚に炎症を起こしていますので、血液循環が良くなると一時的に痒くなります。
しかしこれを乗り越えないとアトピー性皮膚炎は改善できないのですね。
メカニズムを知って生活習慣を改善して行くと
辛い時期もありますがアトピー性皮膚炎は良くなります。
それではまた。
アトピーに関する詳しい記事はこちら 鍼灸・整体 宗気堂