
調子はいかがですか。
千葉アトピー治療専門鍼灸 宗気堂 八木沼です。
今年は残暑が厳しくなく夜も寝やすいですね。
しかし、アトピー性皮膚炎で痒みに悩まされている方は
夜になると痒みがでて辛いという方が多いですね。
又は緊張が解けてホッとした時に痒くなるという方もいらっしゃいます。
この様な状態は自律神経の関係で痒みが出るのですね。
起きている時や、緊張している時は交感神経が高ぶって、
又、寝ている時やリラックスしている時は副交感神経が高ぶっています。
交感神経が高ぶっていると血管は収縮します。
副交感神経が高ぶっていると血管は拡張します。
皮膚に炎症がある時に血液循環が良くなると、
炎症を増幅させて痒みが強く感じる様になります。
という事で、夜になると副交感神経が高ぶって血管が拡張して炎症を
増幅させて痒みが強く出るということになります。
体が温まると痒くなる原因もある意味で共通してます。
ステロイド剤を使用している方は、体内に起炎部質(酸化コレステロール)
を取り込むことになりますので、
やはり痒みは継続するという説があります。
脱ステロイドにはそれなりの心の準備も必要ではないかと考えます。
すぐにステロイドをやめるのではなく、食生活や生活習慣の改善をしてから
少しずつ脱ステロイドをして治療をされるのが脱ステロイドによる
リバウンドを最小限してアトピー性皮膚炎を改善する最良の方法と考えます。
夜に痒くなって良く眠れない状態でも、脱ステロイドをして治療を2ケ月か3ケ月すると
痒みが収まってきます。脱ステロイドは大変苦しいリバウンドが出ることがありますので
当院では患者さんが最小限のリバウンドに抑えられるようにアドバイスさせていただいています。
それではまた。
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