調子はいかがですか。
千葉アトピー治療専門鍼灸 宗気堂 八木沼です。
今日は夏日で湿度も高く蒸し暑い一日でしたね。
これから梅雨に入ると膝関節痛を訴える方が多くなります。
患者さんの症状の感覚は、雨が降る前日が辛いという方もいますね。
これは低気圧の関係なのでしょうね。低気圧が近づいてきて気圧がさがると
細胞膜の中にある体液と細胞膜の外にある体液の移動が起こった時に、
体液は濃度の低い方から高い方へ移動します。細胞膜外の体液は濃度が低く
低気圧の影響を受けると、さらに濃度の高い方へ体液が移動するため、
細胞が膨らみ(結果としてむくみに見えます)
そしてヒスタミンが炎症を誘発して痛みや不快感が起こるようです。
このような過程を浸透圧というのですね。
ん~理解できるように説明しているでしょうか?
膝関節に関しては体液の過度な移動を、
なくせれば痛みがでなくなるということになりますね。
では、過度な体液の移動を少なくするにはどうすればよいかというと、
関節液の循環を普段から良くして、細胞内液と細胞外液の濃度の差を少なくすること。
では関節液の循環を良くするにはどうすればよいでしょう。
まずは膝関節を整えて、膝関節を普段から冷やさないようにして、
そして適度な運動して血液循環を良くすというのが対策として考えられます。
関節を整えるのは自分では難しいので、自分で出来るのは
冷やさないようにして適度な運動をこころがけるのが良いですね。
膝の筋肉を鍛えるには、主に大腿四頭筋を鍛えます。
これは椅子に座った姿勢で膝関節を90度に曲げた状態から、
膝を真っすぐに伸ばす運動で良いです。
今回はちょっと難しい話ですが、なんとなく原理と対策を知っていると予防になると思います。
膝関節痛の対策は変形性膝関節症とは治療法が異なってきますが、
冷やさないことや運動をすることに関しては応用ができると思います。
また、むくみや、リュウマチも浸透圧の影響をうけています。
むくみといえば、塩分の取り過ぎや、アルコールの飲み過ぎ、
意外に知られてないのが鉄分(fe)の不足(女性に多いですね)
女性の方でむくみがあり、食欲がない方は鉄分の不足を疑ってください。
人間の体の約7割が水といわれるくらいですから、
体液の性質や循環に関しても知っておくとよいかと思います。
今日はちょとまじめすぎたかな~
それではまた
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