知的障害の息子が

就労継続支援B型事業所の

変更を余儀なくされて

選択した結果は……


前回の記事のつづきです。





選択の候補は

1つ目・作業内容も息子に合ってそうで

しかも落ち着いた環境で

配慮もいきとどいてたところ。


2つ目・駅に近くて利便よく

作業内容は息子の得意分野。


3つ目・以前通っていた事業所。


さて!息子はどこを選んだでしょうか?



この中から息子の選んだ所は

以前通っていたところでした。


周りの人も息子のことをよく知っていて

息子自身も慣れいるということで

安心感があり決めたみたいです。


親としてはいろんな思う

ところもありましたが

息子が自分で選び決めています。




でも私の気がかりは息子の様子で

息子が決めたと言っても

前例があるものだから

繊細な息子がちゃんと通えるのか

心配というよりは気になってました。




初日、いつもり早く起きれて

張り切って家を出ていきました。


「大丈夫そう」


朗らかな顔で帰宅した息子を見て

胸を撫で下ろす。




でもまだまだ初日。


毎日通えるのか?


1週間たったある日。


「気分悪いことがあったから遅れていく」と。


「あ〜またか!」


前回もこんな感じで行かなくなったので

ちょっと叱りながら

「遅れて行っても何も変わらないよ」

「職員の人にちゃんと言いなさい」

と伝えた次の朝。



遅れて行くといいながらも

ちゃんと普通通りに家を出ました。


ちょっと心配してたけど大丈夫そうと

嫌なことがあっても行けている息子の

成長を感じれました。


そして帰宅した息子に聞いたら

職員の人に言って解決したみたいです。




ある日の朝。


いつもより遅く起きた息子。 


2階から降りてこず。


「ん!何んか嫌な予感がするな」

と思い息子の様子を伺う。


なんてことはなくバスに

間に合いそうにないから

遅れて行くことに決めた模様。


ってこんな日がたびたびあります。




私としてはバスに遅れないように

行動すればいいのにと

半分キレながら思うのですが

でも毎日遅れても行こうとする気持ち

そしてニコニコしながら帰宅した顔を

見るとホッとするんですよね。


期待すればできてない

ところばかり目につくけど

ちゃんと毎日通えている

それだけで前からしたら

凄いことなんですよね。


そんなわけで我が家に

平和が戻ってきたお話でした。