無音で刻まれる時を感じながら
蓄積された何かに眠気が強くなる
移動中の空間がふんわりと包み込まれ
霞んでいく流景
そっと側道に停車する…
日差しと寄り添うように頭が車窓に。
虹色のアトラクションが異空間に身体を招き入れ
詰め込まれた一瞬に忘れた日常…
微かに聞こえた着信音が電波時計の様に時を自動調整する。
…
チカチカとドライアイが眠気まなこに刺激を与え
一滴もう一滴と目薬をさし緩やかに浸透された瞳が現実を取り戻し
明るく照らすスマホの通知センターが流れてた。
引き寄せられたこころに
貴方の澄んだ瞳が浮かび…
貴方の世界が虹色にクッキリと写されてる事を願っていた…