ソノリティ信号機がLED化され明るく照らされた帰路に三色光の輝度の残光が妙にこころの隙間に入り込む。いつまでも休まる事のない街にいつもの様に鍵を感覚で探り玄関のドアを開ける。暗闇の空間の中からやけに窓から街の足音が聞こえる…打ち消す様にBGMにTVをつける。全く聞こえる音など感じていないのに水に音が響くように貴方の声が響く。一日の様々な思いが何も無かったように消えていく。あー。今日もぐっすり寝れそうだ。一日の終わりに…ありがとうで締めくくり。