疲労感以上に達成感があった。
仕事帰りの夜、車の窓を開けまだ少し寒い春風が明日にリセットする自分を感じた。
フロントガラスを照らす月の明かりに魅せられふと車を停めて外に飛び出す。
一際輝く星がこちらを追いかけてくる。
いつも見守っているよ…
先立って逝ったあなたの姿があった。
君はいつも大人だね。
次の日、前から気になっていた映画🎞を観に行った。
主人公の顔がまだ見ぬ姿と混じり合って…
言葉を発した。
生きて…
私のかわりに生きて、教えてください。
あなたの中に生き続ける私に、生きる意味を教え続けてください。
(君は月夜に光り輝く より抜粋)
あの夜、何故か涙が溢れ出したのは。
そうだったんだと思う。