最近、旅先で買ったその地方の守り神が描かれた暖簾をくぐる…
何故かその空間から
あの潮風が心地良く吹いていた。
いきなり眠気がきて、
今日の出来事が異空間の様に浮いて
布団の中に入った。
…
…
ふと何かに呼ばれて眠気まなこで時計を見た。
まだこんな時間なんだと不思議な感覚があった。
この数時間で起こった事がやけにリアルで
笑っている自分が居る。
こんなに楽しい気分なのは君が笑っていたから。
現実を投げ出し、
ただ…あの君に会いたくて
温かい布団を両脚で挟みながら
あの映像にチャンネルを合わせる。