この胸のポケットにある。
そっと…
君がペンをいれてくれ、
これ…。小山さんだけの。使いんさい。
高鳴る鼓動を包むように
優しい眼差しが其処にはあった。
あ…ありがとう。
幾つ歳を重ねようがこの安らぎは
神がくれたご褒美。
もう前から決めてた事だから大丈夫…
そんな言葉を残し
電車から降りた君の後ろ姿を見送り、
一人、輝く海の波間を眺めて未来が君らしくと目を閉じた。
あれから
これを観たい衝動にかられ行った映画館で
川端 康成がある小説に書いた
別れる男に、花の名を1つ教えておきなさい。
花は毎年咲きます。
この言葉がずっと残ってしまった。
毎年、その花を見る度に思い出される。
ふとそのペンが俺のお守りと化している。
一人じゃないんだな…。
だから乗り越えられる。どんな時も。
例え二度と会えなくても。
あの日の心はいつまでも此処にあると…。
さていよいよ日曜日です( ̄▽ ̄)
こんな思い出をくれるセラピストばかりです。
さきがけ施術院 ゆらゆら整体
小山 優