と施術の後、話しをさせてもらった。
お客様との付き合いは
なかなか難しく、
何処から何処までと距離感が大事。
その社長さんは
俺のことを友人と言ってくださる。
800人ぐらい社員がいた会社を
今は引退して…
食べていけるだけの商売を今は一人で
されている。
何歳になっても男らしく生きるその姿
は俺の目標でもある。
今日は久しぶりに時間があるから
前から言いたかった事を言うよ。
と社長さんが言った。
俺の足りない事が気になったらしい。
少し間があった後…
10円貸してと言われたらどう思う。
たかが10円だと思う？
もし、その10円で電話をして一億の
仕事が成立するとしたなら…
たかが10円ではなくそれだけの価値
になる。
10円を借りてただ単に10円を返せば
いいとは思わない。
その一億の価値を一生恩義として返す
よ…。
だから
施術をしてもらって4000円払っても
俺は心身ともに気持ちよくなって、
それ以上の価値を感じているから
いつも君を呼ぶんよ…
と言って
君にはその心が足りないのでは…
ハングリー精神とは
君が考えているもの以上に
そういう事もあるって事。
よく考えてみんさい。
…。
俺の見識の狭さを感じた。
反省しながら今のひと時が人生の転機
となったことに感謝した。
こうやって
俺は人によって磨かれる。
万象我が師。
