毎月、仕事でお伺いしている所に
シロと言う白い柴犬がいる
シロはいつも口にボールを銜えてしっぽを振りながら、、、、
笑顔で迎えてくれる
本当に目を細めて目尻を垂らして笑っちょるんよ
しかし、帰るときにはこちらを一切見ないで無視をする
そこの奥さんが言うのにはどんな人にもそうらしい
お伺いした時に、たまたま奥さんが外にいらっしゃる時には・・・・
シロと一緒に出迎えて下さる。
そして、、、、一言・・・・。
「良かったね。シロ、撫でてもらいさい」
その時、いつも幼き頃の嫌な思い出が蘇える
野良犬を撫でると同時に”ガッブ”っと噛まれたんよ
小型犬なら大丈夫じゃけど・・・・
中型犬以上になると
しかし、、、、
家族同然とかわいがっている奥さんの手前、
シロの笑顔がかわいくて
撫でる
しかし・・・・腰が引けている
かわいいと思っている片隅に怖さが
なんか心からシロに向き合えない自分が情けない
ふと赤ちゃんを思い出した
甥と姪が赤ちゃんだった頃
小さすぎて抱っこするのが怖かった
かわいいと思いながらもどこかで泣いたらどうしようと
そういう時に限って泣かれる
しかし、そんな余計な事を考えず・・・・
心の底から”かわいい”と思って抱っこすると・・・・
心から笑顔で笑ってくれる
これだと思った
そして、シロに対して心の底から”かわいい”と思って・・・・
腰を引かずに頭を撫でた
すると、シロの顔が一瞬”キョトン”とした表情を示して、、、
いつもの笑顔と共に・・・・
喜びの鳴き声で応えてくれた
俺が帰るときも無視をしないでしっぽを振り笑顔で見送ってくれた
それからというもの・・・・
いつもこんな感じで接してくれる
奥さんもこんなシロを見て珍しいと言ってくれる
俺は思った
人にせよ。動物にせよ。物にせよ。
心の底から向き合っていかなくてはと・・・・
上辺だけでは真に向き合えないと・・・・
シロ。。。。
気付かせてくれてありがとう