これも途中から見たのだけど、いい映画だと思った。この映画はタロジロ物語だとわかっていて、結末もわかっている、日本人が大好きな男はつらいよや水戸黄門様なストーリーで、なんで当時、こんなにヒットしたのかわからない。それでも、改めて見てみるといい映画だと思う。どうであれ犬を置いていかなくてはならい状況で、日本に帰ってからバッシングを受けることになる。人間の命と犬の命。動物と人間に命の重さに違いがあるのかと考えさせられる。このこの2人にしてみると、タロとジロが生きていたことによって本当に救われたと思う。
そのタロは北海道大学植物園にジロは国立科学博物館で剥製として会いに行ける。
この頃の映画、フジテレビだった。この頃のフジテレビは、こんな映画を制作し、北の国からを制作したり歴史に残るような作品をいっぱい残しているのが素晴らしい。今の現代に、北の国からのような道徳を教えてくれる番組を制作してほしい。まだ倉本聰が生きているのだから、純と蛍を軸に新たなエピソードで北の国からを制作してほしい。雪子おばちゃんも生きているんだし。