10年くらい前に、親孝行のつもりで父を山陰に連れていった。しかし、この時の父はなぜか愚痴が多すぎて初日から、イライラの限界を超えてしまった。で、この3泊4日の出雲の旅行は散々だった。それを、この10年間、ずーっと後悔していて、どこかでリベンジしようと思っていたけど、それも叶わなかった。
父が亡くなって何もする気が起きない理由もなんとなくわかってきた。子供の頃から父が厳しすぎて、どこかで父が喜んでくれることが自分の生きがいになっていた。その生きがいがなくなってしまったせいで途方に暮れている。
先日、遺品整理をしていたら、10年前に父と出雲旅行をした時の御朱印帳が大切にしまってあった。これを見て、ふと、この続きをしてあげるのも供養かなと思い始め、先週末から古事記のおさらいをし始めた。そうすると、なんでここの神社に行きたかったのか、うっすらとわかってくる。もう少し時間があれば、ここも行きたかったんだろうなと思うとこも。
そんな反省会をしている。