四月物語 | 駄目人間のブログ

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四月物語 岩井俊二監督

 

ここ最近、岩井俊二監督の新作が公開されるようで、テレビで結構出ているので、久しぶりに岩井俊二監督映画を見てみた。個人的に岩井俊二の「Love letter」は日本の映画史に残る名作だと思っている。しかし、この映画があまりにも素晴らしいので、どうしてもこの映画を超える作品を期待してしまうせいか、この映画を超えて作品がない。

さて、この「四月物語」は、撮影方法が岩井俊二監督特有のハンドカメラを使用しての映像がある。ちょっとブレブレすぎて、酔ってしまいそうになる。映画はわずか80分なのだけど、話が無駄に長く、見ていると松たか子のプローモーションビデオにしか見えない。最初の引越しの人も何も繋がりがないし、釣りのサークルも何も繋がってこない。この前半の部分は、全部なくってもよかったと思うくらい。最初の桜のシーンは一見、綺麗なんだけど、あんなに桜が舞うことなんかあるのかな?ちょっとしたワンシーンにしてくれたら気にならなかったのだけど、あれだけ長く使われると違和感しかないし。

この映画は、この当時は良い映画だったのかも・・・。