中国のいじめの映画。とても評価の高い映画なので、週末見る事にした。この映画の主人公の一人が「僕らの先にある道」のチョウ・ドンユィ。高校生役だけど、たぶん撮影時は二十代半ばではないかと思うが、この子、もともと童顔なので、全く違和感なかった。この微妙な役をとても上手に演技していたことには好感がもてる。悲しそうな目がなんともいえない。
この映画は、けして悪い映画ではなくとても良い映画なんだけど、個人的には、誰もの共感ができなかったせいもあって、あまり好きな映画ではなかった。
いじめの問題は、世界的な問題なんだと教えてくれる。映画の最後に、中国政府が、どのようないじめ対策を行なっているかテロップで流れる。日本はその点、すごく遅れている感じもする。人が死んでも、学校側も教育委員会は知らぬ存ぜぬだし。もう少し国で考えないとと思う。
