仕事頭がよくなるアウトプット勉強法/増永 寛之
¥1,365
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評価:★4つ

アウトプット勉強法という筆者の勉強メソッドを紹介していく本だが、
中身は割と基本に忠実だなと感じた。

アウトプットの場を先に決めるのは目的意識の明確化のため、
仕事に直結する事を学ぶのはフィードバックを
得やすくするためだとすると、
巷でよく見る勉強本とそんなに変わらない。

ただ、社会人が実践するための方法論の一つとして、
具体的なところまで良く落としこんでいるのがこの本の
価値なのではないかと思う。

筆者の考えに対して同意できない所や
突っ込みどころはあるにしても、
働きながら学ぶ際の一つの参考には十分なった。

文体が合わない方も結構いるようだが、
使える部分は頂いて
後はスッパリ忘れてしまえば良いのでは?

勉強法?と思う部分に関しては、
僕も結構読み飛ばしてしまいました。

人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則/エドガー・H・シャイン
¥1,995
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評価:★4つ

・相手が真に求めているものは何か?
・相手の状態に対して、現在のアプローチはふさわしいか?

支援がクライアント・支援者双方にとって有益なものになるために、
上記の二つの質問がいかに重要な役割を果たすか、
またどのようにしてその答えに迫っていくのかについて書かれている。

メインテーマとなる原理原則以外にも
8章の『実践するうちに出てくるズレ(プラクティカル・ドリフト)』
の様な、普段は無意識の内に存在を無視してしまっている
要因にも注意する必要性に気づかせてくれる良い本だった。

当たり前に思われる基本的で細かな事について、
一つ一つ確認を重ねていくことが結果的には有益な
支援への近道になるのだろう。

ただ、訳がおかしいのか、読んでいて・・・?となる部分が何箇所かあったので星一つ減。

アナバシス―敵中横断6000キロ (岩波文庫)/クセノポン
¥945
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リデルハートの新版 世界史の名将たちで、
グスタフ・アドルフとウォルフ将軍の愛読書として
紹介されているのに興味を持って購入。

2000年以上まえの出来事にも関わらず、
人間心理・組織論などの普遍的な問題は
今も昔も変わらないんだとしみじみ思わされた。

キュロスの人心掌握術や
敵地の真っただ中にいた時には一致団結していた部隊が、
生還の見込が出てきた途端に
それぞれの欲求を主張し始め組織がガタつくシーンは
現代の組織運営にも十分参考になる。

個人的に驚きだったのは、夜間における
「足の最も遅い重装歩兵を先頭にして、
そのペースに全体が合わせることで部隊がバラバラになるのを防ぐ」
ギリシャ流の行軍方法が現代の生産管理などに使われている
ボトルネックの考え方に非常に近かった点。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何かが書かれるはるか昔に、
組織的に運用されていたコンセプトが2000年以上後に大流行するとを見て
当時のギリシャ人はどう思うのだろうか。

知識を活用する難しさについても、改めて考えさせられた。

作品単体としてもかなりためにはなるが、
古典を当たってみる重要さを教えてもらったのが
最大の収穫だと思う。