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クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

東北の山旅、次に岩手県と秋田県にまたがる
八幡平を訪ねました。

アスピーテラインで頂上付近の標高1,500mくらいまで
車でアクセスできるので、
きつい登り降り歩きは無く、沼や湿原を眺めながら
穏やかな山稜をハイキング気分で散歩できます。

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八幡平頂上(1,613m)は展望はありません
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八幡沼を観ながら遊歩道を散歩する

湿地帯の潅木にきれいな鳥がいました。
ウソ…地元では冬に見かける寒さを好む渡り鳥
かとおもっていましたが、
涼しい八幡平では留鳥としてすごすのでしょうか。

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ウソ at 八幡沼の湿原

頂上付近の沼の散策路を一周した後は、樹海ラインを歩いて
この辺りでは唯一目だったピークの畚(ぼっこ)岳まで足を延ばし、
遠く南に望める岩手山までの稜線を観ながら
裏岩手の縦走路をいつか歩いてみたいな
という気持ちになりました。

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畚岳山頂から八幡平頂上方面
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遥か南方霞んでいますが岩手山が見えます
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ハクサンシャジン(ツリガネ草の仲間)でしょうか at 畚岳山頂

お盆休みの渋滞を避けるように
東北道を岩手県まで深夜の時間帯に走って
早池峰(はやちね)を訪ねました。

登山口の看板には
早池峰登山のマナーとして、
トイレは必ず入山前に済ます事、
そして携帯トイレの持参を強く推奨してありました。
早池峰の自然環境保護を推進するグループが地元行政と協力して
今年から登山シーズンを通して本格的に進められているようです。

小田越からの登りは樹林帯を抜けると
低木の緑のなかに大きな岩塊
がたくさんある地形が見られます。

鎖や梯を経て岩場を抜けると
ひろい山頂部には木道が敷かれ
三角点のある頂上まではすぐ、
頂には祠や剣、仏像が祀られていました。

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剣・祠・十一面観音像もある早池峰の頂(1,917m) 

登山口でも山頂の山小屋でも
携帯トイレが350円で販売されていましたが、
少し気にしつつも横目で通りすぎました。

尾根筋の下山時、風で体が冷え、
すごく用をたしたくなりましたが、

携帯トイレを手に入れなかった自分を責めつつ
我慢しながら足早に山を降り

限界寸前でなんとか登山口のWCに駆け込み
事なきを得ました。

この夏ある山の登山時、頂上直下の山道に排泄物があって
ちょっと嫌な気持ちになった経験も記憶に新しく、

WC施設のない山では、携帯トイレは
持っておくべきアイテムだと
今回は認識を新たにしました。

考えてみれば携帯トイレは、
ライフライン寸断時にも有用なものなので、
水や食料同様災害避難時の備蓄品として
常備しておくべきだなあと改めて思うのでした。

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早池峰ウスユキソウ、アルプスのエーデルワイスに近い種だそうです
青函フェリーで4時間、青森に着いたら日も暮れ
少し東に走り浅虫温泉に泊まることにしました。

ちょうど、青森ねぶた祭りの時期にあたり、
ホテル秋田屋さんには
祭りに参加したお客さんがたくさん泊まっていました。

フロントにはねぶた祭りの灯篭がかざられていました。

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夕食の割り箸いれに書いてあった説明書きによると、
ねぶた祭りの起源は一説によれば、

平安の武将、坂之上田村麻呂が
陸奥国で蝦夷征伐の戦さのときに

敵本陣を探す一策として
人形灯篭をつくり笛太鼓のおはやしで
探し歩いて本陣を発見、

灯篭の中に隠れていた兵が
集まってきた蝦夷を退治したそうな…

まるで古代ギリシャ軍のトロイの木馬のようで面白い話ですね。

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道南の綺麗な湖のラウンドを終え、
青函連絡フェリーで本土へ戻ります。

函館で1泊し著名な観光エリアを訪ねました。

まずは、
テレビ局の電波塔がいくつも立つ
函館山までのぼり
街を一望しました。

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函館山の展望台より街を望む

山の麓にある元町公園のあたりは
趣ある坂の多い異国情緒の雰囲気の街並。

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二十間坂より函館山頂上を見る

元町公園は、江戸時代の開国当時、
開港した函館の最初の奉行所があったところで、
諸外国からの攻撃防衛上のリスクから
開国より10年くらいで、五稜郭の中に移されたそうです。


戊辰戦争の最後の舞台となった
土方歳三殉死の地、
展望タワーのある五稜郭公園へ。

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道立美術館のパーキングより五稜郭タワー

五稜郭のような星型の城郭は
ヨーロッパやアメリカ大陸にたくさん存在し、
古いものはルネッサンスの頃の史跡もあるそうで
日本の近代化の歴史の一端に触れられます。

3年前復元された函館奉行所の中は
ヒバやマツの柱や梁が
ほのかによい香りを発していました。

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奉行所の正面入口・葵の紋


隣接する北海道立美術館ではユトリロ展が開催されており
落ち着いた色調の街の風景画を観賞しました。

ユトリロは、赤ワインがたいそう好きな画家で
リトリロと揶揄されるくらいに、
毎日リッター単位のワインをたしなんだArtistだそうで
非常に親近感をを感じてしまいました。

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道立美術館ではユトリロ展が開かれてました
翌日は晴天、
テント場で朝食をとってから
幕営地に別れを告げ
2日目のパドリングスタートです。

支笏湖の南にある風不死(ふっぷし)岳を左に見ながら
今日はゆったりとひとこぎひと漕ぎを味わうように
緑が映る湖面に舟をすべらせました。

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湖の南、風不死岳を見ながらツーリング

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ゴール近くはじめてカヌーイストと出会う、前方には紋別岳

ゆっくり漕いで3時間でスタート地点モラップキャンプ場に上陸
1泊2日、支笏湖の美しさを改めて記憶に刻んだ舟旅でした。