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クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

一昨年天幕泊した丸駒温泉の近くの
小さな砂地で上陸休憩すると、

やっと陽も出てきて
ここからは夏らしく気持ち良いパドリングを
満喫できました。

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たくさんのテントで賑わう美笛キャンプ場

昼過ぎには周回の3/4を終え、
湖の西に位置する美笛のキャンプ場を沖から遠目に眺めながら
通り越し、

その後はゆーっくり漕ぎながら
今宵の野営地を探します。

湖の南側はテント泊にうってつけの砂地が多く
今日は此処にテントを張ることにしました。

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プライベートビーチつきのキャンプ

穏やかな波をBGMに夕日を見ながら
夕食はワインに合わせスパを作りました。

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夕暮れのテント場

テント場の裏は鬱蒼とした森ながら
国道と湖に挟まれたエリアで
なんとなくクマも出てきそうにない気がして
ぐっすり睡眠できました。
支笏湖の東側モラップキャンプ場に前泊、
夕焼けに明日のラウンド期待が高まります。

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恵庭岳を正面に見る薄暮・モラップキャンプ場


翌朝6時、重たい曇空の中スタート、
逆時計回りで支笏湖をラウンドします。

支笏湖は水温が低いからでしょうか
真夏にしてはかなり肌寒い朝です。

キャンプ場の受付の人が支笏湖は遊泳禁止
と言っていたのを思い出しました。
水温が低く遠浅なところも少なく急に深くなる
からのようですが、
透明度17mの水はほんとうに綺麗です。

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透明度は日本でトップクラスの綺麗な湖面

湖東側は国道沿いに防波堤が連続し
上陸して休む処はなく
ツーリング序盤は
冷気の中体が冷えて
トイレを我慢しながら漕ぐ
辛いパドリングになりました。

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山から流れ落ちるような雲を見ながら漕ぐ
風がおさまるのを待って2日、
洞爺湖の南側の園地のすぐそばにある
ペンションおおのさん と 湖畔の宿かわなみさんに宿泊して
エネルギー補給&休息、

中島の向うに今まで見えなかった後方羊蹄山(しりべしやま)
が望めた朝に、
満を持して洞爺湖に漕ぎ出すことにしました。

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午前6時 朝もやの中、中島の左に羊蹄山が見えます(洞爺湖園地より

午前9時、スワンボートの桟橋近くからスタート。

最初、炎天下での熱中症を心配しましたが、
天候は曇天のまま、湖上の風波も弱いまま

こ日はあまり景色をゆっくり眺めず
フィジカルなパドリングに徹し
5時間程で洞爺湖を一周しました。

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雲の下、湖の北側から中島を眺めてパドル

一周して園地に舟をあげるときには
もう中島の向うに羊蹄山は見えませんでしたが、
1日曇っていたわりに
顔はヒリヒリ火傷のようなひどいサンタンになってしまいました。

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午後2時半ゴール、羊蹄山は雲のなか

舟を手早く片付け、そのまま支笏湖の休暇村へ向かいます。
有珠山の麓に沸く洞爺湖温泉の
桟橋から観光船エスポワールに乗り
洞爺湖の中島までわたります。

一番大きい中島と弁天、観音、饅頭の3つを併せ
周囲8kmほどですが、
一昨年カヌーで周回しています。

今回はこの島を徒歩で散策してみます。
観光気分のまま普通の靴で気楽に来てしまいましたが、
山道もあるのでトレッキングシューズの方がよかった
と後悔しながらゆっくり歩きました。

洞爺湖は
10万年ほど前に存在した標高1500m位の成層火山
の中央部が陥没したカルデラ湖ですが、

中島は
1万年ほど前、一旦沈んだ山頂部が火山の余力で
再び湖面上に現れた陸地のようです。

島の中程に大平原と呼ばれる8haの平坦地があり、
間近に太古の昔火山の山頂部だったであろうピラミダルな
小山を見上げることができました。

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中島の中央部の小山は昔の成層火山の跡・標高455m


エゾジカが多く棲む中島ですが、
ここにいる鹿は、もともとは観光用に
日高地方から連れてこられた個体が野生化して繁殖したようです。

この日は鹿の声は聞こえたものの
姿を見ることはなかったですが、
野鳥を眺めることができました。

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スリムな体、鶯 or センダイムシクイ?

散策路には自生する木の名札もそえられており、
山椒の木の実の香りを嗅ぎながら
鰻丼が食べたいなぁ…とか考えているうちに
3時間ほどで歩いて一周しました。

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サンショウの実
現在も活発に活動している有珠連山を訪ね、
麓から見あげた有珠山山頂のギザギザをどうしても間近で見たくなり
有珠山ロープウェイで火口展望台まで登りました。

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ロープウェイ眼下・昭和新山

昭和新山を見下ろすロープウェイ山頂駅は標高540m程で、
ここまで登ってくると
迫力のあるとがった溶岩柱を
目の前ではっきり眺めることができました。

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ギザギザの頂・大有珠

有珠山の麓にある、昭和新山くま牧場も訪問。
こちらは現在エゾヒグマだけが飼育されているようです。

園内は年齢帯別・男女別にエリアが仕切られており、
やはり体の大きい6~7歳の牡成獣は迫力がありました。

鉄格子ごしに至近距離で観察できるサイトもあり、
太い爪や肉厚の熊掌もはっきり見え、

改めて、山でこんな奴と鉢合わせした日にゃ、
唐辛子スプレーを落ち着いて使えるかなぁ
と恐怖をかんじました。

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エントランスの剥製

幼稚園コーナーの仔熊は可愛いかったけど、
1年もすればあんなでかい獣になってしまうのだな。

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遊具でじゃれあう仔熊たち