クローリングモンキーのたわごと -42ページ目

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

春の志賀高原2日目。

車でアプローチして
峠茶屋から笠ヶ岳の頂に登ろうと
計画しましたが、

まだ山田牧場に抜ける峠道が
開通しておらず登山は諦め

麓の旧笠岳スキー場のゲレンデの
すぐ脇の笠岳水芭蕉公園へ。

笠ヶ岳を見ながら水芭蕉の群落の中を
周回する木道を歩ける
静かな穴場的スポットでした。


笠岳水芭蕉公園

そのあと
信州大学の自然教育園から入山
して歩き始めます。

昨日の高原ハイキングに比べると
もう少し深い森のトレッキングといった趣。

自然園の中の探勝歩道を
長池方面に降りていくと…
ギョギョっとサプライズ!

動く物体を発見。
坂道の進行方向30m先くらいでしょうか
真っ黒な熊さん。

幸運なことに目が合う前に
鈴の音か話し声に先に気づいてくれて、

散策路のカーブとは逆方向の茂みに
サッと身を隠してくれたので

にらみ合い&後ずさり対応には
至りませんでした。

さてどうしたものか、
撃退スプレーも携帯なし、
迂回路は無いし、
既にかなり下り歩いて来た地点ではあるし、

坂道をUターンして再度登り返し
撤退するのがリスク管理的には
模範解答でしょうが、

好奇心と冷静さが交錯し
しばし考えた末
出没地点を通過して下ることにしました。

もう姿は見えなかったのですが
存在を誇示するため
熊避け鈴を打ち鳴らし
ヘイジュードを声高に歌いながら
堂々としかし足早に下ります。

ほどなく長池の湖畔に到着。
このあとは太陽光の指す開けた散策路が続き
動物にも会わず新緑の匂いを満喫しながら
ゆっくりウォーキング。

途中、
タコ松と名付けられた珍景に遭遇。

大昔の志賀火山の噴火の名残の
大岩の上から
コメツガの枝が地面に伸びており
生命力溢れる自然アートといった感じ。


タコ足のように岩を這うコメツガ


三角池の畔木道に落石

この日は、信大自然園から
昨日スタート地点とした田野原湿原まで
を2時間程で往復し
いい汗と冷や汗を少しかきました。

山歩きの際、
熊の足跡や糞は見た経験はあるものの
実物を見るのは初めてで少し興奮しましたが、

やはり森のなかに足を踏み入れる時は
クマよけ鈴はもちろんスプレーの携帯
そして心の準備の必要を改めて感じます。

今年はブナやコナラ等のドングリが
不作のサイクルにあたり

空腹の熊の餌が欠乏し人の生活圏に下りてきやすい
という話もワイドショウで視ましたので
山歩きも十分ケアして楽しみたいものです。
宿でもらった志賀高原の
サマーシーズン・パンフをガイドに
遊歩道のハイキングです。

1日目は、木戸池スキー場の北側
田野原湿原をスタート。
湿原の木道を歩き
リフトの架かっている丘を
超えて木戸池の畔に到着。


田野原湿原と木戸池リフト


湿原の木道から笠ヶ岳を見る

木戸池ホテルの駐車場から292号を横切り、
木戸池キャンプ場経由前山まで歩きました。

前山は昔雪崩があってから
スキー場はクローズした記憶がありましたが、
サマーリフトは稼働していました。
今回はリフトを使わず歩いて前山の頂まで。


前山から横手山を望む

前山から横手山を眺めるとほぼ残雪は見えず
改めて今年の降雪の少なさを実感。

前山頂上を折り返し点に
同じルートを往復し2.5時間ほどの
気持ち良いハイクでした。


木戸池水辺のマガモ番い&水芭蕉
GW中の会津周辺の旅では裏磐梯にある
ペンション ハーティさんに宿泊して
散策の拠点にしました。

自家製のパンがおかわり自由で
宿の雰囲気もオーナーさんの接客も
とても良い感じの宿でした。
部屋の窓からの磐梯山の勇姿もGoo。


裏磐梯から見る磐梯山の朝

会津から長野まで一般道で移動。
まず会津若松から会津坂下を経由し
国道252号でほぼJR只見線に沿って
新潟県の魚沼まで。

たまに只見線の線路との交差あり、
また田子倉湖を眼下に浅草岳の
山腹まで高度を上げる山岳道あり、
只見線に乗っているように
景色を楽しめました。
道の駅も適度に有り
走りやすい道でした。

小出で国道17号に交差して南下、
この日は石打の常宿で1泊。

翌日は、353号を経由し十日町からは
JR飯山線に並走しながら
117号線を千曲川沿いに走ります。

津南から秋山郷経由で奥志賀高原方面に
抜けたかったのですが、

まだ林道が冬期閉鎖中でしたので
国道117号、403号と木島平を経由し志賀高原へ。

それでも志賀高原には意外と早く到着し
会津と長野が思いのほか近い事を実感。

途中の飯山では千曲川沿いの土手を走る国道の
道端に沢山の菜の花が咲いて
春爛漫を演出していました。


117号線千曲川沿いの菜の花…バックは木島・北志賀

3年ぶりの安達太良奥岳登山口。
春スキーか雪山ハイクで
残雪を楽しめたらいいな…
そんなつもりで訪れましたが
ゲレンデに雪は全然なし。

登山口から中腹へ運んでくれる
安達太良エクスプレスのゴンドラも
強風で停止中。

そこそこ天候も良く、
とにかく最近増加傾向の体重を落とすためにも
いい汗かきたいと思い、

もう午前11時でしたが、
とりあえずゴンドラの終着点である
薬師岳展望所を目指し山登りスタート。

夏のような暑さのなか、
スキー場の斜面を経由尾根道をたどって
1時間ちょっとで薬師岳到着。

スタート時刻が遅かったので
安達太良頂上まで行くかしばし迷いましたが、

GWで思いのほか軽装の登山者も多く
かつて来た山でもありリスクは低いと判断、
木道を歩いて引き続きトップを目指します。


五葉松平から望む乳首山

これより上もほぼ残雪なく、
中腹に少しだけ雪道がありましたが
アイゼン、ピッケルの出番は無し
1時間程で山頂前広場に到着。

乳首岩峰に登って頂上の祠に手を合わせます。
下界は晴天でしたが、
頂上は風雪もようで展望は効きません。
ここまで来ると標高1,700m
さすがに寒く潅木が白化粧しています。


頂上のハイマツ霧氷

頂上前広場の標柱

50m程の残雪トラバース…下界に岳温泉が見える

頂上からは1時間で五葉松平に降りてきて、
ゴンドラ山頂駅に寄ると運転再開していたので
下りは安達太良エクスプレスに乗り楽して6分で下山。

寒気が残る中の初夏の暖かさで天候不安定ながら、
4時間ほどの春山ハイクをエンジョイの巻でした。



会津若松を訪問。
少しでも交通費を浮かすべく
東北道の矢吹ICで高速を降り、

猪苗代湖の南、
国道294号白河街道を経由して
会津若松までアプローチ。

地図を見て途中から国道を外れ
市街地までショートカットできそうな
背あぶり山超えのルートを選択。

ワインディングの峠道ですが
予想したより幅広の舗装された県道で
下り坂から西に見おろす
会津若松市街はなかなかの絶景。

背あぶり山の標高は870m。
無料のキャンプ場や
アスレチック施設もあるようで、
関白平という処は、
豊臣秀吉が1590年奥州仕置の際
この地の景観を気に入り
茶会を催した場所だそうな。


鶴ヶ城天守最上階から背あぶり山を望む

山を降りきるとそこはもう街中、
案内標識とおり走って
間もなく鶴ヶ城到着。

今回は地元のボランティア・ガイドの方に
案内いただきながらの見学です。

戊辰戦争で損傷した当時の天守閣は取り壊され
現在の建屋は1965年建造ですが、
これを支える石垣は蒲生氏郷公が
築城した1593年の野面積みのまま残っています。
会津でも穴太衆が活躍したのですね。

本丸のなか天守の南東に位置する茶室鱗閣は、
千利休の子少庵の建立。

利休切腹後、少庵を匿った蒲生氏郷が
千家茶道の滅絶を惜しみ秀吉に懇願、
許された少庵が再び京都で茶道を広めるきっかけとなった
千家再興の地だそうな。

郷土資料館展示は内容充実しており
GWでお客さんも沢山。
会津の歴史を体感できた鶴ヶ城見学でした。


野面積みの石垣と天守(建屋内は郷土資料館)