クローリングモンキーのたわごと -22ページ目

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

梅雨の合間の蒸し暑い日、

田んぼで寛ぐ軽鴨と遭遇。

親鴨と5、6羽の小鴨ファミリーです。

 

つい先日、

六本木、毛利庭園から隣のテレ朝に散歩に訪れた軽鴨一家や

渋川伊香保インターの出口付近で車両の前を

キューになって横断する軽鴨一家の映像に

ほっこり気分になったのは記憶に新しいニュース。

あの時は、

軽鴨の安全確保を優先して車両を誘導する警備員さんや

渋滞原因を知ってか知らずか忍びやかに待機する

車の列も微笑ましく映りました。

 

この田んぼでは、田螺(ジャンボではないタニシ)、

オタマジャクシ、水棲昆虫、イモリ等

餌になりそうな生き物を見かけたことがあるので

ファミリーでランチに来たのでしょう。

 

稲の隙間から見える小鴨達…餌探しに夢中のようです

 

稲自体の食害はしていないように見えましたし、

合鴨農法的に害虫防除用に放しているものではないと思います…

家禽ではなかろうという前提ですが、

田んぼが育む豊かな生態系を保持するこの里山で

人も軽鴨も共存してるのだなぁ…と改めて思いいりました。

(「里山」と言って良いか迷うくらいのレベルの郊外の自然ですが…)

 

スマホで写そうとゆっくり近づいたら、

気づいた親鴨が一瞬警戒した目線になりまたが、

小鴨達はまったく周りを気にせず餌探しに集中している様子。

 

ランチタイムを邪魔せぬようワンショット撮って

早々にその場を離れました。

 

軽鴨はカモの仲間としては珍しく渡りをしない留鳥、

この近辺にコロニーを作っていれば

ジョギングの途中にまた再会できることでしょう。

 

 

 

 

 

 

いつものジョッギングコースで

折り返し点にしている松林のなかの駐車場。

そこにある公衆トイレの洗面台で手を洗おうとして

発見したのは…体長2.5cmくらい

なかなか這い上がれずもがいている大ゾウムシ。

 

長い脚の先の鉤爪も滑って役に立たない様子。。

前日この場所で同じ個体がもがいていて

その時はさして気にせず放って立ち去ったのですが…

翌日もまだもがいている。

 

観察していると

なかなかセルフレスキューの糸口が見えず

排水口の奈落に嵌りそうにも見えるし、

自ら飛び立つ能力も感じられないし、

助けちゃいかん、助けちゃいかん、助けちゃいかん…

と自制しながらもつい手が出て

救助に走るおせっかい…

ちり紙で摘んで草むらに開放しました。

 

もがく大ゾウムシ

 

実は数週間前より防風林一帯のエリアに

マツクイムシ駆除剤散布予告の看板が立てられ

散布当日は「立ち入りを禁ず」と告知されていたのですが、

その散布日の翌日と2日後にここを訪れて

微かに薬臭の残るタイミングでの出会いでした。

このゾウムシは害虫駆除薬剤から逃れてきたのかな…。

 

マツクイムシの正体はマツノ材線虫による松枯れ病感染の

キャリアーとなるマツノマダラカミキリ等で

松の幹の中に産卵するようです。

 

ゾウムシは松枯れには直接関わっていないようですが、

樹液を吸いに立ち寄った林で突然の化学兵器攻撃にあい

想定外の災難というところか。

 

ところで先日、

土曜日の夕方のTBS系番組「報道特集」で

取り上げていたニュースを思い出しました。

 

日本ではネオ二コチノイド系農薬の使用で

農作物の受粉に大きい役割を果たすニホンミツバチの個体数が

大量減少している…というテーマ。

海外でも同様の現象があるという。

 

この農薬、稲作でのカメムシ防除にも使われ、

斑点のない綺麗な見た目が条件である

JAの米買上げ基準を満たすには

ネオニコチノイド系を使わざるを得ないという稲作農家の方の葛藤や

農薬散布時には大量の巣箱を移動せねばならない養蜂農家の苦労を

感じられるインタビューも含まれていました。

(斑点自体に食用の毒性はないとのこと)

 

そして、

散布日立ち入り禁止の看板に記されていたマツクイムシ駆除剤も

かつて主流だった有機リン系に代わって

人体・家畜等には影響が少ないとされ普及しているネオニコチノイド系。

 

影響は少ないといっても実際に確固たる安全性の証明がない中

日本では厚労省が使用量規制を緩和する方向だが、

これに対し食の安全に厳しいEUでは5年ほど前から規制を強め

フランスでは現在全面禁止になっているそうです。

 

日本では食の安全意識の高まりに呼応して

有機栽培を目指す若い世代の農業の担い手もいるけれど

経済性の壁で有機農法はなかなか拡大しない状況。

 

そして、食の安全と農薬の関係だけでなく

農業就業者高齢化と後継者不足、

昔から指摘されている食糧自給率の低さ、

TPPやFTAで市場競争にさらされるリスク、

逆に保護主義的政策で食品物価高騰リスクとか

ゲノム編集技術の食品への応用可否等…

たくさんの農業関係のテーマがありますね。

 

一匹の大ゾウムシの出会いからつらつらと

いろいろ考えてしまいました。ところで、

ネオニコチノイド系薬剤は生物の神経系にダメージ

を与えるようですが、あのもがいていた大ゾウムシも

救出した時には既に壊れていたのかもしれない…

いやいや、力強くどこかでサバイバルしていることを願いたい。

 


 

 

 

 

 

 

 

夏場所13勝2敗、準優勝の成績で

関脇から大関に昇進した栃ノ心剛史関おめでとう!

 

今年に入り、

初場所優勝、トーナメント優勝、春場所の2桁勝利

とウオッチしてきて、

夏場所での大関取りはまず固いであろうと確信してました。

 

今場所、大横綱白鵬関を破って12連勝した時点では

これはもう全勝優勝で昇進に花を添えるだろうと

8割がた思っていました。

残念にも黒星となった2敗も

前に出て回しを取りに行く姿勢は貫くも

攻め急ぎ過ぎたことが敗因という印象でした。

 

審判部に大関推挙に遜色無しと確信させた

夏場所の栃ノ心関の取り組みのいくつかを思い出して

改めてサポーターとして喜びを噛み締めたいと思います。

 

初日、東前頭2 松鳳山戦

素早く動き回る松鳳山に両差しを許しながら

外四つ両まわしを取っての吊り寄りでの勝利。

 

6年前の大怪我、右膝の十字靭帯断裂は

自らの無理な吊りが原因でした。

そのシーンが記憶に焼きついているので

吊り技には条件反射でヒヤッとしますが、

復活を目指す猛稽古の過程で当時とは比較にならない

柔軟で強固な筋肉を作っているから

こんな豪快な技も可能なのでしょう。

栃ノ心○ 寄り切り ●松鳳山                         (from  NHK-G) 

 …右は一枚まわしだったが豪快に外四つで吊り寄り

 

中日、西関脇 逸ノ城戦

お互いパワー相撲、相四つの好敵手。

逸ノ城に先に上手を許すも出し投げで崩してから

もろ差しになり万全の体制で寄り切り。

225kgの重い相手に考えた戦術で勝利。

パワーに加えて冷静さも垣間見えた取り口でした。

栃ノ心○ 寄り切り ●逸ノ城                                       (from  NHK-G)

…怪力同士の一番 両差しになる戦術が奏功してパワー相撲制す

 

12日目、西横綱 白鵬戦

TVの前で力の入る一番でした。

この時点1敗で追いかける白鵬関。

封印していたかち上げ、張りさし、または

躱し気味の立会いで勝ちにくるかなと思っていましたが、

立会い正面から受け止めがっぷり四つで胸を合わせました。

力比べの大相撲となった一番、

栃ノ心関は堂々と寄り切り勝利であっぱれ!

 

新しい大関候補との勝負に「俺を超えてみろ!」

と言わんばかりの白鵬関の意図が感じられた一番。

真っ向勝負で受けてくれた大横綱の矜持と度量にもあっぱれ!

この両人これからもエキサイティングな勝負してくれるでしょう。

栃ノ心○ 寄り切り ●白鵬                   (from  NHK-G) 

… がっぷり四つの力比べで大横綱に勝利。

 

千秋楽 西前頭5 勢戦

勢関はかいな力は強いが小細工するタイプではないので

力相撲になっても左上手さえ取れれば

3連敗はないだろうと思っていました。

すでに大関はほぼ確実視されていましたが、

終盤戦連敗のネガティブな印象をふっとばす

自分の型での完勝は価千金でした。

栃ノ心○ 寄り切り ●勢                    (from  NHK-G) 

…磐石な取り口で13勝目

 

大関推挙に余りある3場所合計37勝と力強い相撲内容

で千秋楽を終えた栃ノ心関の平成最後の夏場所でした。

 

さて、今場所は横綱稀勢の里関と東西大関が

休場で対戦できませんでしたが、新大関は

来る名古屋場所も間違いなく快進撃してくれることでしょう。

 

それにしても、関取では唯一腹筋の6ピースが

うっすら刻まれている印象の栃ノ心関の

シェイプはナイトのように美しい。

そしてあの右膝の大きなサポーターは

外す時がいずれ来るのでしょうか。

気が早いが、このままどっしりとした型の相撲で

白星を重ねられれば横綱も近いのではと期待が膨らみます。

 

敢闘賞・技能賞も受賞

 

そして、

かつてお互い力強く大きな相撲を取っていたライバル

伊勢ケ濱部屋の元大関 照ノ富士関、

夏場所一勝もできず幕下陥落となりましたが、

早く病気と怪我を治して

栃ノ心関復活を彷彿させる返り咲きを切に期待します。

草木の緑も濃くなり道端にも勢いよく雑草が蔓延り

いろんな虫も活発に活動する季節。

ジョッギング中に目にした道端の生き物たち。

 

シラン…知らん!って無愛想な響きですが「紫蘭」です。

 

ムラサキカタバミ…花も葉も食用可能だそうです。

 

カノコ蛾…恋の季節ですね。

      綺麗な鹿の子柄ですが蝶ではなくヒトリ蛾の仲間。

 

ニホンヤモリ…鋪道にベタっと張り付いて動かず踏んでしまうところでした。

         インドネシアに住んでいた頃、

         部屋にもっと大きい個体が棲んでいましたが

         室内に侵入する招かざる客…ハエや蚊、ゴキブリ等

         を捕食してくれて大変お世話になりました。

         漢字では守宮とあてる縁起のいいといわれる爬虫類です。

 

タカラダニ…蒸暑い日向のベンチに座ったらたくさんの赤い虫(体長1~2mmほど)

        が動き回っていました。最初クモの妖精かと思いましたが、

        調べたらダニの仲間でした。

        セミの腹に寄生して宝のようにたくさん

        抱えられた赤い姿からタカラダニと呼ばれるらしい。

        人に感染するウイルス媒介はないようですですが

        伊勢ヶ濱部屋の宝富士関ファンとしては

        なんか嫌悪感がわく名のダニですね。

 

テングダケ or ガンタケ…大きなクロマツの木の足元にありました。

                    どちらにしろ毒があるようです。

 

 

仁和寺駅で嵐電に乗車し嵐山駅で下車。

次は天龍寺に向かいます。

天龍寺では大方丈から奥は参拝せず、

法堂の天井画、

加山又造画伯の雲龍図だけ観賞しました。

迫力の八方睨みの龍の瞳を凝視し、

上を見続けていると肩が凝ってしまった。

 

天龍寺に向かう道端の道祖神

 

天龍寺を後にして、人波に呑まれる感じで竹林の道を散歩。

トロッコ嵐山駅までゆっくり歩いて折り返しました。

今度は人ごみの少ない静かな早朝に歩いてみたい。

 

薄陽差す竹林歩き

 

混雑に少し疲れたので嵐山は撤収し、

JR山陰線で嵯峨嵐山駅から二条駅まで移動。

さて、後半の街歩きは京都中心部へ。

 

まず、二条城を眺めてから御池通りを東へ。

すると雨が降りだし、小雨から本格的な雨模様に。

本能寺までたどり着きましたが正門はもう閉まっており、

詣でることはできませんでした。

雨粒に濡れぬよう寺町通りのアーケードに入り

ウインドウショッピングしながら南下します。

 

日蓮上人像の立つ本能寺正門…もう閉まっていました

 

特に何を買うでもなく寺町京極を抜け、

その後、先斗町通りの雰囲気を味わい、

高瀬川沿いの木屋町通りを歩くころ雨はやっと小降りに。

水路のある街は雨も似合う…

小生が中学の頃の小柳ルミ子さんのヒット曲、

「京のにわか雨」を口ずさみながら

四条河原町経由京都駅までは地下鉄で。

 

 

雨の木屋町通り

 

 

 

どこか街中の店で美味しい夕飯をと思うもタイミングを逃し、

京都駅のコンビニでおにぎりを購入して

帰りのこだまの中で夕食にしました。

 

今回の街歩き、

京都初心者で色々無駄な遠回りや時間浪費もありましたが、

健康増進ウオーキングと知的好奇心も満たされて

古都の魅力を再認識。

世界遺産を訪ねる京歩き、やみつきになりそうな予感。

ビギナーにとっては成美堂の「歩く地図 京都散歩」

かなり重宝しました。