いつ学ぶか?今でしょ!の 林修先生が生徒役になり、
各界のスペシャリストが講師になる、
TV朝日系列火曜放送の 「林修の今でしょ!講座」
楽しく手軽に勉強できる楽しい番組ですね。
夏場のスペシャル版の放映だったと思いますが、
著名なバイオリニスト葉加瀬太郎さんの音楽の授業、
テーマは「クラシック音楽ってこんなに面白い!
クラッシク~現代音楽までの流れを知る」
はたいへん面白い講義でした。
TVでの音楽史の講義では、
3年ほど前、Eテレの番組「Scola 音楽の学校」で
坂本龍一教授がアカデミックかつ分かり易く
教育TVならではのワークショップを含む
丁寧な講義をされていましたが、
今でしょ講座の葉加瀬さんは、バラエティ番組らしく
少々くだけた内容でクラシック音楽史を1時間ほどレクチュア。
特に印象深かったのが、
20世紀はじめの印象主義とよばれるグループを
中心としたムーブメントが
現在の華やかなりしポピュラー音楽に
ダイレクトに影響を与えているというトピック。
思わずノートをとってしまいました。
>>>現代音楽の元祖として (葉加瀬先生の授業抜粋メモ)
・映画音楽の元祖…リヒャルド・シュトラウス
代表曲「ツァラトゥストラはかく語りき」を例示。
既存テーマ(物語)をイメージして音楽にする交響詩を作曲
のちのハリウッド映画のテーマ音楽に繋がっていく。
・POPミュージックの元祖…クロード・ドビュッシー
代表曲「亜麻色の髪の乙女」を例示。
それまでの規制ルールを破り、楽しい音(明るい音:major)と悲しい音(暗い音:minor)を
合体し、微妙でアンニュイな和声で表現の巾を広げ、
これがJAZZ や Bosa Novaに繋がっていく。
現代のポピュラーミュージックでは7thやテンション和音の使用は普通になった。
・ヒーリング音楽の元祖…エリック・サティ
代表曲「ジムノペティ」「おまえが欲しい」を例示。
家具のような音楽(生活に溶け込み日常を妨げない音楽)を作曲。
カフェで流れているようなBGMとよばれる類の源流。
・クラブ ミュージックの元祖…モーリス・ラヴェル
代表曲「ボレロ」を例示。
短いメロディとリズムのくり返しの連続は打ち込みでリフをリピートする
現在のクラブミュージックの元祖。(テクノやトランスといいたジャンルでしょうか)
・ロックの元祖…ストラビンスキー
代表曲「春の祭典」を例示。
重いリズムで押しまくる曲調がロックに繋がる
…というような位置づけをし、
それぞれのサワリのフレーズをキーボードで弾いてくれました。
やや独自的な解釈もあるように思いますが、
クラシックからJAZZ、R&B…、ガーシュインからプレスリー、ビートルズ…
とつながってゆく音楽史の大きな流れが理解でき、
ビギナーの私にも、
クラシック音楽をより身近に感じさせてくれる内容でした。
クラシック初心者にとっては、
NHK Eテレの「ららら♪クラシック」も名曲と出会える
お気に入り番組です。