行き当たりばったりの東北じゃらん2で
その日の宿泊施設がなかなか見つからない中、
たまたま部屋が空いていてお世話になった宿でしたが、
JR五能線十二湖駅の程近く
深浦町の民宿 汐ヶ島(しおがしま)さん は、
星☆☆☆☆☆のハート・ウォーミングな宿でした。
お風呂に浸かっって一休みしたあと
期待の夕飯を目の前に、
さあこれから食べるぞというタイミングでしたが、
サービスマインドいっぱいの宿の大将が、
夕景が美しい地元のとっておきスポットを
車で案内してくれるとのこと。
ビールをひと飲みしてから
その日宿泊のお客さん達と満員のワゴンに乗ってGO。
まずは、五能線の線路を跨ぐような場所で
宿の屋号になっている汐ヶ島を紹介してもらいました。
日本海に沈む夕陽を浴びて逆光に映える
オブジェが旅情を盛り上げてくれます。

民宿の屋号となっている汐ヶ島の日没

海岸沿いのJR五能線のレールも赤く
日本海の波の造形美だけでなく、
浜辺の夕景にそぐわない人工物の残骸が
ある場所も案内してくれました。
そこには2つに折れた貨物船の舳艫が放置されていました。

座礁した難破船の一部、向こうは鰺ヶ沢方面

難破船の折れた船体
この難破船、
昨年の春、荒天時に座礁したカンボジア船籍の貨物船で
重油も流出した大事故だったらしいです。
地元の消防や警察の方々が中国とベトナム人の
乗組員を救出・ケアしたにもかかわらず、
未だ船主が撤去要望に応じないままだそうで、
漁業などに二次被害がでぬよう
油の除去や船体の固定を公費で負担している状況のようです。
最後には旧岩崎村の役場にも寄って、
難破船撤去の対策本部の看板があるのも説明してくれました。
地密着型の興味深いミニツアーでした。
地元の海の幸グルメの夕食は
お腹が苦しくなるほどのボリュームで
ビールも進みました。
翌朝チェックアウトの際も、
山歩き用にとおにぎりを持たせてくれたうえ、
畑で採れた農産物のお土産まで持たせてもらいました。
白神山地再来の折には、
必ずもう1度泊まりたい宿です。