火打山 百名山行脚 #74 | クローリングモンキーのたわごと

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

新潟県の妙高エリアの山にアタックしました。
このエリアには
高谷池ヒュッテ・黒沢池ヒュッテと山小屋が2つあるのですが、

今シーズン黒沢池Hはすでにクローズしているとのことで
火打山に近い高谷池Hを拠点に百名山2座を目指しました。

妙高杉ノ原のスキー場を見ながら
登山口となる笹ヶ峰まで車でアプローチ、

キャンプ場のある広い駐車場に車を停め
日の出時間と同時に歩き始め
1日目は火打山(ひうちやま)を目指しました。

しばらくは落葉色のブナ林を歩きます。
木道が整備され傾斜も緩やかで晩秋の散歩といった趣。

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落ち葉で辛子色になった山道

黒沢の橋を渡るとやっと山登りの雰囲気が出てきます。
途中十二曲がりというつづら折りの坂がありますが、
ここにもしっかりした階段が設置されていて
苦なく高度を上げてゆきます。

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十二曲がりの坂の親切な道標…此処は12分の8

ひとしきり登ると富士見平というクマ笹の平地にでて
凍結した雪で滑る木道をしばらく歩いてゆきますと
高谷池Hに到着。

こちらの山小屋も11月4日までの連休を最後に
シーズン営業をクローズされるようで
スタッフの方たちが冬越しの準備をされていました。
冬は小屋の屋根が埋まるくらいの積雪になるそうです。

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高谷池ヒュッテ

要らない荷物は小屋に残して
ヒュッテから火打山までピストンしました。

なだらかな稜線の落ち着いた山容で
火打~影火打~焼山と連なる稜線が美しく見えます。
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冠雪の火打山

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池塘のある湿原(天狗の庭)から火打を見上げるとガスに覆われ…


天狗の庭と呼ばれる高層湿原から見上げると山頂は雲の中、

頂上に着いた時にガスが無くなっていることを期待して
雪道を登ると1時間ほどで頂に到着しました。

頂上でおにぎりを食べながらガスがひくのを待ちましたが、
30分くらいたっても遠望は見えず、
諦めてゆっくりスリップせぬよう下山しました。

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火打山の頂(2,462m)

途中ふと、山道に残るナナカマドの赤い実がきれいで、
アントシアニンやらポリフェノールやら含んでいそうで
美味しいかなと衝動的に齧ってみましたが…
むちゃくちゃ苦いものでした。

もう雪も降る冷たい山の上で
赤い葉が落ちてもいつまでも残っているナナカマドの実ですが、
実の中にソルビン酸が含まれているそうです。
惣菜の成分表示等でよく目にする
保存料として使われている成分ですね。

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ナナカマドの向こう…妙高山を見る

午後1時半にヒュッテに着くと他に宿泊客もなく、
山小屋の布団にくるまって

持参した非常用のドライフルーツを肴にビールを呑みながら
夕食を待ちました。

ちなみにこちらの山小屋は自炊室が有り
素泊まりでも煮沸消毒した水とガスを使わせてもらえるので
食材だけ持ってくれば温かい食事ができます。