日本・イスラエルとのEPA交渉 | 共和ゴム代表取締役・寺阪のブログ

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昨日の日経新聞に大変魅力的な記事がありました。

日本とイスラエルが経済連携協定(EPA)締結に向けた調整を進めているとのこと。

イスラエルは人口が1千万に満たず市場は小さいが、国外で稼げる独自技術で存在感は大きく、1人当たり国内総生産(GDP)は日本を上回ってる。


イスラエルは自国で独自でとても高い人工知能(AI)技術などを持っており、自動車など工業で高い品質と生産力を日本との相互補完は高いとしており、日本に期待してくれてるだけ大変ありがたいことです。

イスラエルでは全市民に加入義務のある「健康維持機構」(HMO)が個人の医療記録を蓄積し、全国民のビッグデータをAIで分析しており、AIで創薬のコストや所要時間を大幅に節約できるとのこと。

またイスラエル政府はAIのインフラに補助、支援し、スタートアップ企業がデータベースを活用できるようにしており、技術主導型のスタートアップが勃興しており、IT(情報技術)や医療、自動運転関連などで米欧日の企業が技術提携や投資を進めている。

イスラエルは優位性のある7分野の産業集積(クラスター)を指定し、重点的に育成する成長戦略をとっている。

7分野は「生命科学・医療」「農業・フードテック」「ハイテク」「砂漠・気候」「防衛」「先端製造業」「観光」となっている。

いずれの分野も日本との相互補完が見込める領域だと思います。


実はちょうど今、

寺島実郎氏の著書「ダビデの星を見つめて」を読んでおります。





イスラエルだけでなく、世界中に散らばったユダヤ人達で形成する「ユダヤ・ネットワーク」は世界の隅々まで深く浸透していると言っても過言ではなく、欧米のユダヤ系財閥が世界経済に与える影響も大きいため、人口の少なさ、小国という表面的な部分だけでは判断し切れない奥深さがあるのでイスラエルとはEPAを締結し、更に両国で得意分野を持ち寄って相互補完しながらドンドンとコラボ・協業をしていくべきだと思います。


歴史的にも日ユ同祖神という説があるように、もしかしたら古代から深く繋がっていた可能性がある日本とイスラエル(ユダヤ)の今後密接な繋がりは、日本にとっても、とても大きい効果があると感じております。


大いに期待しております。