『経営を歴史から学ぶシリーズ』足利義満の長期戦略 | 共和ゴム代表取締役・寺阪のブログ

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室町幕府の3代将軍である足利義満。

15代続いた室町幕府の中でも
この足利義満の時代が
一番栄えたと言っても過言ではない。


1394年足利義満は
当時世界の経済の2/3を握ると言われていた
超大国の中国・明との貿易を目指す。

明との貿易で莫大な金銭を稼いで
室町幕府の財務体質を強化する事が目的だった。


しかし超大国の明国は、
朝貢貿易しか受け付けないという
対外強硬姿勢を貫いていた。


そこで足利義満は
自らが中国語ならびに中国史と中国文化を猛勉強する。

中国では金色や赤色がとても縁起が良い色であり、
特に金色が大好きだという中国人の国民性を知った義満は、

1397年に金閣寺を建立する。


そして、
日本に金がたくさん取れる事と、
金で作った金閣寺の存在を明国に猛アピールする。


日本に興味を持った明国が
その真偽を確かめる為に使者を送る。


明国からの使者を金閣寺に招き、
自らが中国語を駆使して使者の案内役を務める。


明国の使者は驚き感激する。


本国に帰った使者達は、

金閣寺の凄さ、
そして将軍自らが中国語を話し、
中国史や中国文化についての知識がある事を
明国の皇帝に報告する。


それがきっかけで1404年に
日明貿易(勘合貿易)が開始される。


(明国内でのクーデターや倭寇の問題などがあり、結構時間が掛かったが・・・)


この日明貿易で
莫大な利益を稼ぎ、
室町幕府を盤石の体制に整えた足利義満。


まさに10年掛かりの長期戦略を
見事に成功させた。


金閣寺が建立された本当の理由を
知っている日本人が少ないし、
学校でも教えないのでとても残念です。。。


金閣寺には今でも多くの中国人が訪れます。

日明貿易を目指し長期戦略を見事に実行した
足利義満の偉業は現在でも生き続けていると思います。


足利義満のこういう努力と
長期戦略にはマジで感服します。


経営者として、
学ぶべきことは多いと思います。