「直感」と「経営」・・・・・いっけん関係のないように見えるこの二つは実は密接につながっている。
創業者である僕の父親は、大変直観力がある人で、論理的思考タイプではなく、全て直感で物事を
すすめるタイプであった。
僕自身はどちらかというと直感力はない人間であり・・・・というかあまり直感力の働かない人間であった。
僕自身、妬みからか、非論理的で、かつ経験に裏づけられてもいない「直感力」という能力を否定していた。
が、しかし、、、、、
自分自身が、経営者になってからわかった事は、「直観力」は必要という事であった!!
会社創業者には、この直観力がかなり働く方々が圧倒的に多い。
ここの部分で創業者と二代目とは、大きく差があることは事実である。
何か決断しないといけない時、裏付けデータ、市場情報、顧客情報、ライバル他社の情報、
外部環境要因、内部環境要因等々は、ある程度集められることができる。
しかし、いくら論理的に、安全に、慎重に、検討し、決断しても、はずれる場合は多い。。。
情報やデータが足りなかった、情報やデータが間違っていたのでは、、、、失敗した理由は色々と
考えられる。
しかし決断時に、意外と重要なのが「直感力」である。
情報というものは生き物みたいなものなので、情報収集は怠ってはならないが、収集した情報が
最新情報だという保証もない。
最新情報を集めることだけに目が向きすぎると、この厳しい経済環境のなかを、中小企業の最大
利点であるスピードは発揮できない。
また最新情報があったからといっても、最良な決断が出来るとも限らない。
経営はバクチ
この表現には問題あるかもしれないが、このようにおっしゃる経営者(時に創業者)は意外と多い。
どんなに情報を集めて、それを慎重に分析したとしても、100%の勝つとは限らない。
負けないためにも情報収集は決して怠ってはいけないが、どうしても不確定要素は残ってしまう。
不確定要素は、当然「不安」となるが、100%不安のない決断なんてあり得ない。
わずかな「不安」を恐れて進めなかったり、決断が鈍っている会社(大企業病の会社)も意外と多い。。。。
「100%勝つ保証があるビジネス」なんてこそあり得ない!!
最後の一線・・・・・・・最後の判断の基準・・・・は、「直感」に頼る部分がかなり多い。
直観力を鍛える
会社経営者になって、一番足りないと気付かされた「直観力」を鍛えるために、色々な書物を読んだ。
ある書物を読んでビックリした。
脳のほとんどは眠っており、その眠っている部分に潜在している無意識層と、直感力は大きく関
わっているが、それだけではなく、実は経験や実体験とも密接につながっている、とあった。
実は非論理的にみえる直観力こそ、様々な経験や実体験に裏付けられており、脳の潜在能力
が大きく働いてくれて導き出された最良の答え、なのかもしれない。
直観力も鍛えなければならない、と自分自身の意識を変え、今まで否定的だった「直感」を、ひとつの
判断基準とするように心掛けた。
最近では、自分自身も「直観力」がそこそこ付いてきたと思うようになってきた。
これからも「直観力」は意識してゆきたい。