Led Zeppelin（レッド・ツェッペリン）が1975年5月に、イギリス、ロンドンのEarls Court Arena（アールズ・コート・アリーナ）で行ったライヴの映像。
投稿者コメントでは、5月25日のライヴとなっている。
1975年のアールズ・コート・ライヴは、計5回のショウが行われた（5月17、18、23、24、25日）。フィルムも数種類（違う日を撮影したものも含めて）残っている様で、他のDVDの映像とこのYoutubeの映像は、細かい所が異なっている。
アールズ・コート・ライヴは、「Led Zeppelin DVD」（Disc2）にも収録されている。また1975年アールズ・コート・ライヴの輸入盤DVDも入手できる（ただし、オフィシャル・リリースでは無い）。
曲は"In My Time of Dying（邦題：死にかけて）"。1975年リリースの2枚組スタジオ・アルバム「Physical Graffiti（フィジカル・グラフィティ）」に収録されている。
"In My Time of Dying"は、元はトラディショナル・ブルーズの曲をアレンジしたもので、古くはBlind Willie Johnson (1927年)、Charlie Patton (1929年)、Josh White (1945年)、Bob Dylan (1962年)などによりカヴァーされている。
Led Zeppelinのヴァージョンでは、前半はJimmy Page（ジミー・ペイジ）の粘っこいスライド・ギターと、Robert Plant（ロバート・プランド）のけだるい感じのヴォーカルから入るが、後半はJohn Bonham（ジョン・ボーナム）のヘヴィ＆パワフルで複雑なリズム・パターンが延々と繰り返される。
ここで聴けるボーナムのドラミングは、"Moby Dick"や"Achilles Last Stand"と並ぶ名演であると思う。
アルバム「Physical Graffiti」は、Led Zeppelinのアルバムの中でも特に評価が高いものの一つ。1976年にはグラミー賞の「 Best Recording Package」を受賞した。2003年にはローリング・ストーン誌が選んだ「500 Greatest Albums of All Time」の70番目にリストされた。2007年にはロックン・ロールの殿堂が選んだ「The Definitive 200: Top 200 Albums of All-Time」の93番目にリストされた。
このアルバムは、アメリカではBillboard200チャート、Cash Boxチャート、Record World チャートの全てで1位となり、これまで800万セット（2枚組なので16×プラチナム）を売り上げた、UKアルバム・チャートでも1位になり、ダブル・プラチナム（セールス60万枚）認定された。
（参考：wikipedia）
（過去のエントリー："The Ocean"、"Celebration Day"、"Black Dog"、"Immigrant Song"、"Whole Lotta Love"、"Wearing And Tearing"、"Communication Breakdown"、"Good Times Bad Times"、"Stairway To Heaven"、"Rock And Roll"、"Achilles Last Stand"、"Babe I'm Gonna Leave You" 、Live in Japan 1971.9.23 Rare Film、"Trampled Underfoot"、"Since I've Been Loving You"、"Sick Again"、"Over The Hills And Far Away"、"Nobody's Fault But Mine"、"Dazed and Confused"、"Moby Dick (Ending)"、"Travelling Riverside Blues"、"C'mon Everybody""Somethin' Else "）
（その他：ブログテーマ「Led Zeppelin」にも有ります）
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