父との思い出。その3 | Petitぷてぃ小平編集室のブログ | 小平市のミニコミ誌, タウン情報, ポスティング

Petitぷてぃ小平編集室のブログ | 小平市のミニコミ誌, タウン情報, ポスティング

毎日どなたかに会いわくわくしながら取材をしています。

Petitぷてぃが
どのように出来上がるのかお知らせいたします。

ハイ!Petitぷてぃの福善です。

 

こんなことも、よくありました。

 

見知らぬ女の方が訪ねてきたので、

母の洋裁の用事かと、

私は取り次ぎました。

 

すると、どうも様子が変なのです。

その女性は父のことで訪ねてきたらしい。

 

母はお茶とお菓子を出し、

その女性の話を聞いていました。

で、言ったんです。

「で、家の主人が貴女に何をしたのですか?

すると、女性は言いました。

 

「何もしてくれないんです。

俺には女房と子供がいると言って、

私には何もしてくれないんです。

だから、奥さんに分かれて

ほしいとお願いに来たんです」

ってさ!!

 

母は笑っていいました。

「うちの人は女の人に人気があるから

そんな風に感じているのは、

あなた1人じゃないはずですよ」

そして、

母屋と続きの洋裁室へ連れていき、

 

「クリスマス・お正月とお店の衣装がいるでしょ。

お洋服を作りたくなったらいつでもいらっしゃい。

お安く縫って差し上げますよ」

 

その女性は、母の作ったドレスを見て感動し、

「奥様、洋裁なさるんですね」

また来ます。と言って帰っていきました。

 

夜、その話を父にすると、

「俺は何もしちゃいない」と同じセリフ。

母は

「それは分かってるけど、

私は忙しいのに仕事が止まるから、

自分でちゃんと始末をつけて下さいね」

と言うと・・・

 

父は、おとなしく

「分かった」と言っていました。

 

その後、訪ねてきたあの女性は、

母の良いお客様になり、

何着もお洋服を注文してくれたのでした。

 

そんな女性が、

何人も母のところへ来たんです。

1人や2人なんてものではなく、

私が取り付いたんだからホントの話です。

 

3人目から来客した女性の目を見れば、

「ああ、また父の事で来たのね」と・・・

何となく、雰囲気が似てる女性ばかりなので、

私の感は当たるようになりました。

 

 

私の命ある限り

Petit の発行を決意しメラメラ

ブログランキングに参加しております。

応援よろしく、お願いいたします。

  ↓

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 小平情報へ
にほんブログ村 

クリック宜しくお願いします。