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旅行の思い出は?
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成田空港開港記念日(5月20日 記念日)
1978年(昭和53年)のこの日、千葉県成田市に「新東京国際空港」(現:成田国際空港)が開港した。
1966年(昭和41年)7月に千葉県成田市三里塚に空港建設が閣議決定されてから12年かかっての開港であった。当初、土地買収に伴う移転や騒音問題などにより、地元住民からの強い反発があり、反対運動が展開された。この反対派と機動隊との間で激突が生じ、死者が出る騒動も起きた。
当初の開港日の4日前に反対派ゲリラが突入して管制塔の機器が破壊され、開港がこの日まで延期された。また、通常の国際空港なら並行して2本ある滑走路は1本のみで開港し、この日の開港式典は機動隊による厳しい警戒の中で行われた。
2004年(平成16年)4月1日に民営化されたのに伴い、空港の正式名称は「新東京国際空港」から「成田国際空港」に改称された。一般的には「成田空港」と呼ばれることが多いが、正式名称が新東京国際空港であった時から、所在地である成田市の名前にちなんで成田空港と呼ばれていた。
成田国際空港は日本最大の国際拠点空港であり、空港コードは「NRT」。国際線旅客数・発着便数・就航都市数、総就航都市数、乗り入れ航空会社数、拠点空港としている航空会社数、貿易額において国内最大である。空港第3ターミナルはグッドデザイン賞、セキュリティは国際空港評価でBest Airport賞を受賞している。
電気自動車の日(5月20日 記念日)
京都府京都市南区に本社を置き、自動車・オートバイ用電池、電源システムなど、電気機器事業を世界規模で展開する株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション(GSユアサ)が制定。
1917年(大正6年)に同社の前身である日本電池株式会社が創業され、創業者のひとりである2代目・島津源蔵(1869~1951年)が、アメリカから電気自動車「デトロイト号」を輸入した。
その「デトロイト号」を約90年ぶりに復活させた2009年(平成21年)のこの日を記念したもの。「元祖エコカー」ともいうべき電気自動車「デトロイト号」の復活は、電気自動車用電池を開発する同社の企業シンボル的存在である。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社の社名の「ジーエス(GS)」とは、旧・日本電池のブランドであり、創業者である島津源蔵(Genzo Shimazu)のイニシャルに由来する。島津源蔵は発明家であり、1895年(明治28年)に日本で初めて鉛蓄電池の製造に成功した。
なお、父親の初代・島津源蔵(1839~1894年)は株式会社島津製作所の創業者であり、没後に息子の梅次郎(当時)が後継者となり、2代目・源蔵となった。その後、島津製作所の蓄電池工場が独立することになり、日本電池が設立された。
近年、原油の高騰や地球温暖化に対する意識の高まりにより、二酸化炭素や排気ガスを出さないという環境に配慮した特徴がある電気自動車に注目が集まっている。電気自動車やハイブリッド自動車などの環境への負荷が少ない「低公害車」は、通称「エコカー」(eco car)と呼ばれ、エコカー減税などの優遇措置が取られている。