出張からだケア「楽体屋(らくだや)」 -24ページ目

出張からだケア「楽体屋(らくだや)」

楽体屋(らくだや)は、【楽な体】 をつくるプロです。
あなたの 「楽に生きるための」 体づくり全般をサポートいたします。神奈川県平塚市。

どこの筋肉を優位に使っているかというお話をしました。

これは姿勢の話とも大きく関係してきます。
ふだんの姿勢や動きのくせによって
よく使っている筋肉(ストレスの影響を受けやすい筋肉)があるからです。
 
ですので、
ほんとは姿勢の話を先にするべきだったのかも
という気もいたしますが、、
 
以前も書いたように筋肉は全身でつながっています。
骨格という土台に筋肉という張力があることで
全身の筋骨格が連動性をもって動いているのです。
 
このような
「張力にもとづいてバランスを保っている構造」 をテンセグリティ構造といいます。
 
下の画像は、同じ構造を持つ 「テンセグリティタワー」 とよばれるものです。
(赤と青の矢印は張力の働いているラインです。)
 
 
このタワーに上から力をかけると、タワー全体がたわむことが想像できますか?
力のかかった部分だけが折れたり壊れたりすることはありません。
それは張力が働くことにより、負荷が全体に分散するためです。
 
実は、体も同じです。
 
腰だけではありませんが、
たとえば腰痛は、腰にだけ負荷がかかった結果起きているのではありません。
体の別の箇所(もしくは全体)が長期間ストレスを受け続けた結果、
その張力ラインで一番脆かった(ストレスの影響が出やすかった)部分が腰で、
そのために腰痛が引き起こされたということです。
 
体の張力バランスが正しく保たれていれば、
このタワーのように負荷は分散するので、
どこかが部分的に痛くなったりすることはありません。
 
そして、全身に分散してかかった負荷は休息によって素早く回復します。
 
ですが、
不良姿勢やふだんの動きのくせによって体の張力バランスが崩れていると、
その中で一番脆い部分に痛みなどの症状が出るのです。
 
第十二回の記事 で、水分補給に適さない飲み物として
「カフェインを含むもの・・・代謝を下げ、~」 と書きました。
 
これについては異論のある方もいらっしゃると思います。
 
例えばコーヒーを例にとると、
カフェインやクロロゲン酸という成分が脂肪の代謝を促すことから、
運動時(運動前)やダイエット時に摂取するのがいいという人もいますが、
それはその一点だけをクローズアップした場合の話です。
 
カフェインには脳の覚醒作用や解熱鎮痛作用などがあり、
その効果は医薬品にも使用されるほどで
(薬事法では一定量以上のカフェインを含むものを 劇薬指定 している)、
違法薬物にも匹敵する中毒性 を併せ持っています。
 
そのため、習慣的・継続的に摂取すると様々な副作用があらわれます。
 
以下はその例です。
 
・胃腸や内臓を弱らせる
・自律神経を狂わせる
・不眠症や睡眠障害に陥りやすくなる
・血液の洗浄が遅れ代謝を落とす
・体力・免疫力・疲労回復を低下させる
・疲れを感じにくくする(体が疲れていることに気づかない)  etc.
 
ですので、
このような飲み物が水分補給に適さないことはまず間違いないですし、
できることなら日頃から極力控えた方がいいといえるでしょう。
 
前回水分補給の話をしましたが、それについて少し補足を。。
 
まず、お水について。
 
ペットボトルのお水にはいくつか種類があるのをご存知ですか?
ボトルのラベルを見ると
「名称(もしくは品名)」 という欄と 「原材料名」 という欄があります。
 
■名称(品名)
農林水産省通達によると、名称(水の区分)は下の 4つに分かれます。
 
1、ナチュラルウォーター
 特定の水源から採水された地下水を原水とし、
 沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
 
2、ナチュラルミネラルウォーター
 ナチュラルウォーターのうち、
 鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に
 地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、
 発泡性を有する地下水を含む)をいう)を原水としたもの。
 
3、ミネラルウォーター
 ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、
 品質を安定させる目的などのためにミネラル調整、ばっ気、
 複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合などが
 行われているもの。

4、ボトルドウォーター
 ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター
 以外のもので 蒸留水や水道水などの飲用水を容器に詰めたもの。
 なお、ボトルドウォーターには海洋深層水を含む。
 
ちなみに、
ヨーロッパのお水は、EU の基準で次の 3つに分類されています。
 
1、ナチュラルミネラルウォーター
 公的組織の審査と承認を受けていること。
 殺菌やミネラル分の調整などあらゆる人為的加工を行っていないこと。
 人体の健康に有益なミネラル分を一定量保持しており、科学的、医学的、
 または臨床学的に健康への好適性が証明されていること。
 ミネラルのバランスが良く含有成分や水温などが安定していること。など
 
2、スプリングウォーター
 一か所の水源から直接採水して添加物を加えずにボトリングしたもの。
 
3、プロセスドウォーター
 熱処理、ろ過、ミネラルの添加などを加えた加工水。
 ヨーロッパのナチュラルミネラルウォーターは、
 水源の環境保全や成分中の生菌の数などの厳格な基準による管理を行うことで
 無殺菌・無除菌で製造されています。
(輸入品では殺菌方法に「無殺菌」と表示されている。)
 
■原材料名
 
たいていの場合は水(○○)のように表記されています。
その○○の部分について。
 
「鉱水」
鉱物質を含んだ水を指し、自然界の天然水のこと。
 
「鉱泉水」
ミネラル成分と炭酸ガスを豊富に含んでいる水をいう。
そのため、欧州では 「鉱泉水=健康水」 として考えられており、
常飲する習慣がある地域もあります。
 
「深井戸水」
井戸水のうち、井戸水面までの距離が 30m以内のもの。
深井戸水の特徴としては、
地表から受ける影響(不純物など)をほとんど受けることがないため、
水質・水量・水温が一定しているばかりでなく安全性も高いといわれています。
さらに、深い位置にある深井戸水(地下水)なので、ミネラルを豊富に含んでいます。
 
「浅井戸水」
比較的浅い地層から湧き出ている地下水。
井戸の水面から掘られた距離が 8m以内で、そこから湧き出る地下水をいう。
浅井戸水は浅い地層から掘られているため、環境の(悪)影響等々を受けやすく、
現在では農作物等々への散水用として使われています。
よって、ペットボトルの原材料に表記されることはありません。
 
「伏流水」
河川敷や山麓の下層にある砂礫層(されきそう…荒い砂を含んだ層)を流れている、
極めて浅い地下水。
砂礫層を流れることによって、水の不純物等々が減少し、
結果的にろ過されたような水質になっているため、水質が良好で安定しています。
ですので、伏流水は飲み水やお酒の仕込み水として使われています。
 
「湧水」
山中で、地表から流れ出ている水。
(厳密には、地下を流れている水を地下水、地表を流れている水を表流水、
 地下水から表流水へと移行している水を湧水という。)
全国各地にある 「名水」 はこれに当てはまります。
 
「温泉水」
地中から湧き出る水のことで、ミネラル成分が豊富に含まれており、
地層にしみ込んでいる水が地熱によって温められた水。
そして、温められた水温が 25度以上ある水を温泉水という。
(※25度以下の水であっても、含まれる成分等により温泉水と表記できる。)
温泉水は地下水であり天然水であるともいえます。
 
「海洋深層水」
一般的に水深 200m以下の海水を海洋深層水という。
表層水と深層水は密度が異なるため層になっていて、
水深が深くなるほど水温が下がりますが、
温度の異なる海水は上下方向で混ざり合うことはありません。
また、流れも異なり、海洋深層水は清浄で安全な海水として知られています。
豊富なミネラルや栄養素がバランスよく含まれているため、
さまざまな効果が期待できます。
海洋深層水は低温なので、水質悪化の要因ともなる有機物の生成が少なく、
地上や表層水には当然のように生息している大腸菌や、
その他の細菌が存在しないというメリットがあります。
 
だいぶ説明が長くなりましたが(補足の方が長いってどゆこと!?)、
体に吸収されやすい水という目的を考えると、個人的には
名称(品名):ナチュラルウォータ―、原材料名:水(鉱水)
あたりが最適かなと思います。(結局一番言いたかったのはこれ↑(゚_゚i))
 
もしミネラル分を含むお水にしたい場合は、
硬度のあまり高くないもの
(硬度:0~100mg/1未満、または 「軟水」 と表記されているもの) がよろしいかと。。
 
 
ほんとはコーヒーの話も書きたかったのですが、
それはまた今度ということにいたします。