定期検査の日ではないけど、夫の頭(脳)の違和感がひどく仕事に行けない日々が続いたため急遽受診することと相成りました。

 

メモ最近の症状

 ・頭(脳)の違和感

 ・空間認識の違和感

 

メモ検査内容と結果

 ・血液検査

 ・CT

 ・MRI

 

メモ自宅でできるリハビリ

 ・まだまだ若いから頑張れ!

 

  最近の症状

 

 ー頭(脳)の違和感ー

 

約1年前の手術のあとからずっと頭の中のボワッと感とが続いています。

そして11月後半くらいから、寒さのせいか極端な気圧の変化のせいか、ボワッと感がひどくなり始めました。

 

するとこんな症状が、普段よりも強く現れるようになります。

 

 • 集中できない

 • 思考力が持続できない

 • 自発性がなくなる

 • やる気が起きない

 • 以前ほど仕事をこなせない

 • 気を回せない

 • 優先順位を間違える

 

右半身には、痺れ、皮膚感覚異常、だるさ、重み、疲れ、ピリッとした強い痺れも現れます。

頭の中の違和感は朝起きた時が特にひどく、この1か月は仕事に行けなかったり、早退をする日々が続いていました。

 

 

 ー空間認識の違和感ー

 

術後ずっと、「感覚的に」安定しない場所では、平衡感覚や空間認識の異常により恐怖を感じています。

例えば

 

 • 長いエスカレーターの上り下り

 • 一般的な階段の下り

 • 吹き抜けなどの広い空間が伴う長い階段の昇降

 • 手すりの低い橋や歩道橋など

 

足元が安定しない場所では眩暈のようなふわっとする感覚に襲われ倒れそうになったり、手すりの低い橋ではふわっと落ちてしまうような感覚に陥るそうです。

 

エスカレーターも階段も必ず手すりを使用していますが、いまだにしびれの残る右手では心もとないので、できる限り左手で左側の手すりをつかむようにしています。

以前は普通に歩けた歩道橋にも恐怖を感じるようになってしまったため、なるべく足元の安定しない場所や高い場所を一人で歩くのは避けるようにしています。

 

開頭手術後は「以前出来ていたことができなくなることがある」という厳しい現実を実感しちょっとだけ絶望しながら、同時に「そのうちよくなるさ」と希望も持ちながら日々複雑な気持ちで過ごしています。

 

 

  検査内容と結果

 

過去の結果との比較画像をプリントアウトしてもらいました

 

 ー血液検査ー

 

● 低ナトリウム血症の可能性を検査

 (体内のナトリウムが狂うとぼーっとしたり、疲労感、頭痛、けいれん、意識障害などが起こる)

 

 • 検査結果:問題なし(低ナトリウム血症の疑いなし)

 

 

 ーCTー

 

● 再発や転移がないか検査

 

 • 検査結果:問題なし

 

 

 ーMRIー

 

●  再発や転移、てんかん、脳の損傷や萎縮がないか検査

 

 • 検査結果:再発や転移はなし

 • てんかんの可能性もなさそう

 • 左頭頂葉を損傷すると記憶や会話、やる気に影響し社会的に不適切な行動をとったりするがそれもなさそう

 • 全能照射治療の場合は放射線で脳が委縮すると半年~1年ほどでその部分の機能が低下し症状が現れるが(その場合は治癒しない)夫のような一部照射の場合脳の萎縮は極めて起こりにくい→過去のMRI画像と照らし合わせても脳の萎縮はなさそう

 

結局「検査結果を見る限り、頭の中に今回の症状を引き起こしているであろう大きな原因はなさそう」という結果に。

 

前回鼻の奥に写っていた膿(副鼻腔炎)も綺麗に消えてました!


 

  自宅でできるリハビリ

 

 ーまだまだ若いから頑張れ!ー

 

手術や放射線で傷ついているかもしれない脳を調べるにはMRIやCTに頼るしかありません。

その結果脳に大きな問題も、不快な症状を引き起こしているであろう原因もなさそうなので、少しでも元の体に戻れるように、引き続きリハビリを続けてほしいとのことでした。

 

 • 脳トレなどで無理やり頭を使うのもひとつ

 • あきらめずに体を動かし続けること

 • 高齢者はリハビリによる回復まで半年が限界、それ以上の伸びしろはほぼないが、若い人は1年かけても回復する可能性がある

 • 夫(48)は脳神経外科医に言わせればまだまだ若い。なんとかなる年代だから頑張れ!

 

結局脳の不快感の原因は不明なままですが、リハビリを頑張って少しづず体が元の状態に近づけば頭の中の不快感も消えるかな、と希望と期待はこれからも持ち続けようと思いました。