モンゴルホライズン代表兼業遊牧民のちかぽんです。
新型コロナ禍で、モンゴルの非常事態宣言・防疫厳戒態勢は9月15日まで延長。
会社設立19年目、初めて、エコツアー業務がゼロ稼働、深刻な資金繰りの危機にさらされています。
5回目の国境封鎖延長で8月末まで、ツアー業務は絶望となって、何かが自分の中で崩壊しました。

「もう、次の誕生日、こなくてもいいかなぁ・・・」
身体が動かなくなり、視野狭窄と色を失った世界。
味覚がなくなり、何食べても舌が感じるのは「熱い・冷たい」だけ。
身体が動かなくなりました。かといって、眠れるわけでもなく。
楽になりたいなぁ。
 
ふらーっと6階のベランダの下を覗いた時、地面に吸い込まれたら、楽になれるかなって。
 
お金が無くなっていくってこんなに不安なんだなぁ。
自分が見たこともないような銀行残高の急減、
入ってくるものがないけど、会社のスタッフへの給与とか
社会保険料とか公共料金の支払いや固定資産税その他の納税義務は変わらないから
支出が出るのは当たり前なんだけど、
自分の預貯金も、日本から持ってきたお金も、底を尽きるのは、
あと数週間後だというのがリアルになりました。
 
銀行で融資受けても、利子が高いし、収入のあてがないから、
借金地獄は間違いない。
 
社会の役立たず。
無能経営者。
 
誰に言われたわけでもないけれど、
頭の中で、グルグル回る脳内罵倒。
 
死んだな・・・
 
「大丈夫?」
「なんとかなるよ」
「オンライン講座すれば?」
「あれすれば?」
「これすれば?」
 
何を言われても、心がふさぎ込み、
「もう動けません・・・」
 
なんか、もう何もかもがどうでもよくなって
励ましの声もアドバイスも、ただへらへら笑って聞くしかなくなりました。
 
泣いても、怒っても、何も変わらないし。
 
私の異常に気付いたのは、ZOOMで話をしていたコーチング仲間。
 
「ちかぽん、もう限界来てる」
「おかしいよ。もう何もしなくていいから、休んで」
 
ひふみプロコーチ養成講座を受けた仲間とは、
その後も、勉強会だったり、相互のコーチング練習だったりでつながっていて、
「ちかぽん、やばいことになってる」
「もう、今の状況でがんばりようがない、手詰まりだ」と
オンラインミーティングなどで話題になったらしく・・・
 
その後、バーッと仲間が集まって、
寄付しよう、
チャリティ呼びかけよう
せっかくだから、自分たちができることでオンライン講座をやって、
集まった受講料を寄付しよう。
コロナパンデミックが終わった後にモンゴルに行こう。
その日のために、ちかぽんを守ろう、支えよう。
 
わーーーー、となんとかしようの輪が広がったというのを
知ったのは、かなり後になってから。
 
 
ひふみコーチ仲間、ドリームマップ仲間、
「草原のわが家」に来てくださっていたお客様たち、
まだお目にかかったことがないモンゴル好きの方、
友だちの友だち・・・
高校留学時代の二次試験合宿の同じグループだった友達、
 
オンラインミーティングやチャットグループで、
あれよあれよと話が進んで、実行委員会ができていました。
 
 
皆さんだって、新型コロナ禍の悪影響は
物理的、精神的、経済的に少なからずあるであろうに、
私のために、、、
 
と思っても、自分が動けるようになったのは、まだ先の話。
 
ほんと、よし、がんばろう!って前向きに、仕事や生活に対して、
現実を受け止められるようになったのは、つい先週のこと。
 
でも、立ち上がるし、もう、いつまでもメソメソなんかしない。
動かない事態を受け止めながら、その限られた環境の中で、とにかく
「生き延びる」ことだけに専念することにしました。
生きるだけでも、厳しいけれど、
沢山の人達が、本当に親身になって、
私が立ち直るって信じて待って、応援してくれて、実際に動いてくれている。
 
スタッフも、初めての給料支払い遅延にブチ切れながらも、
なんとか、続けていこうと、耐えてくれていたし。
 
絶望の縁というか、崖っぷちというのは、
なんとも吸い込まれるように美しく、
どん底から見上げる世界はモノトーンで、
一歩踏み出せば、簡単にすべてを終わらせることができる。
 
そこでどう踏みとどまるか?
これは、紙一重な話で、強烈な体験でした。
 
あきらめきれない夢があるから苦しいし、
放り出せない責任があるから、怖かった。
 
怖さや苦しさは「生きてる」からのリアル。
 
私だけが苦しんでるわけではないし、
私だけが将来を不安に思っているわけでもない。
 
形にならない不安や絶望や虚無感。
死ぬのに、実は明確な理由なんかないのかもしれない。
 
今回、自分が「死に体」になったことで、
一つ、わかったことは、
生命力って、自分ひとつの命で成り立つものではないなってこと。
 
「生きる」ことにした私は、
仲間に支えられて、無料オンライン講演会をさせてもらうことにしました。
 
プロのフリーアナウンサーで「ハッピートーク」(話し方で人生バラ色ハッピーにできるワークショップ)の創始者のイケリンこと池崎晴美さんがMCとしてお相手してくれます。
 
 
 

2020年8月29日土曜日 15:00〜16:00 

UTC+09=日本時間

モンゴル草原、崖っぷちリトリート! 泣いて笑って七転び八起き

https://www.facebook.com/events/3227209027397569/?active_tab=about

◆ZOOMのURL:https://zoom.us/j/704577047

ミーティングID: 704 577 047 (本イベントは無料公開です。) 一応フェイスブックイベントページ(上記青字リンクをクリックするとアクセスできます)で参加予定ぽちっとなしてください。

イベント紹介文から

モンゴルで遊牧民生活をし、体験型観光ゲルを経営する唯一の日本人女性!
”山本千夏(ちかぽん)”が異国の地での壮絶な苦労と喜び、そして生き方を語ります。

ちかぽんの生き様を聴けば、きっと、どん底まで気持ちが落ちても、何度でも浮上できる!そんな自分を信じられるマインドが生まれるでしょう。

 

講演内容の一部
※なぜモンゴル?なぜ遊牧民?
※モンゴルってどんな国?
※兼業遊牧民ライフって?
※人生が変わる大草原リトリート
※観光ゲル「草原のわが家」は今!
※モンゴル人と私の何が違ったか?

などなど

 

◇ちかぽん紹介◇
https://youtu.be/5Qw0bmInJVs

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★詳細★
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◆日時:8月29日(土) 15:00~16:00

◆場所:オンラインZOOM

◆参加費:無料

◆参加資格:どなたでも御参加頂けます。

◆参加方法:このイベントページの参加ボタンを押して下さい。

◆ZOOMのID:当日午前にフェイスブックイベントページに載せます。

(当ブログに貼り付けます!)

 
 
モンゴルに行きたいな、と草原ロス・モンゴル乗馬ロスな方も
生きる元気がイマイチ不足しているな、という人も
とりあえず、ちかぽんどうしてるんだろう?という人も
ぜひぜひご参加くださいませ。
 
8月29日(土)・30日(日)の2日間、「草原のわが家救済オンラインイベント」開催されます。

多彩なオンライン講座・イベントのスケジュールまとめ記事はこちら
 
立派なチラシも作ってもらってた・・・
 
直前告知ですみません。
これから、詳細、ご紹介していきます。

 

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