ちかぽん@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。

昨日は、山羊のカシミア採り体験ツアーでした。
通常のツアー会社がいうところの「体験」というレベルを超えて、参加者の皆さんにはかなり一生懸命作業していただきました。

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体験って「ちょっとおさわりで試しにやってみる」っていうんじゃなくて、「そのおさわり」を超えた先の「五感のボリューム」を上げて、自分だけの体感をつかむことなんじゃないかしらん、というわけです。

私も皆さんと一緒にやりながらとても楽しかったし、新たなる感動や発見や経験を得られました。

作業の終わりを待っていたかのように、強烈な砂嵐。

モンゴル語でいうところの「天と地がひとつになる」(Тэнгэр газар нийлсэн.)です。

モンゴル語で砂嵐や吹雪、嵐などを表す単語、実はいろんな種類があるんだけれど、昨日のは、「赤い砂嵐」というものでした。

もう穴という穴が細かい土粒が入り込んでいて、自宅に帰ってから、手洗い・ウガイ・洗顔をした後でシンクを見てぎょっとしました。

モンゴル語では「砂のあとは雨」(Шорооны дараа нь бороо)といいますが、まさに。
でも、最高気温20℃はあったであろう昨日とうってかわって、朝起きたら、一面の雪景色というのは、何度経験しても感動します。

これぞ、モンゴルの春です。

暑くなったり寒くなったり、雪が降ったり、ギンギンぎらぎら紫外線攻撃の晴れになったり。
この時期の降水は、草原にとっては、甘露です。

水はまだか、まだか、と地中で待ち構えている草花達のエネルギーが大地にいっぱい広がっていました。

UBでは雪でしたが、草原にも降ってるのかなぁ?

ちなみに一昨日は、ウランバートル(UB)は雨も雪もない、ただ肌寒く風が強いだけでしたが、草原の我が家では、吹雪だったそうです。
ほんの100㎞足らず、車で1時間の距離でも、お天気が全然違う、というのも、モンゴルらしいです。

次に行ったときは、モウコオキナグサ(ヤルゴイЯргуй)の蕾、出ているかなぁ・・・?
とりあえず、草がちょっこし芽吹いて、うっすら若緑色のヴェールがかけられているような草原は、心を強く、柔らかくしてくれます。

初雨を期待したけど、雪でした。
私が留学していた20年前ぐらいは、雨は「さよなら氷点下の世界」の象徴ゆえ、初雨を歓迎して、ベランダや外に出て、かなだらいや鍋釜の類をガンガン叩く、という習慣がありました。

最近の学生はそんなことはやらないのかな?

ともあれ、どんどん春が深まっています。
(といっている中、きっと日本は初夏を迎えているんだろうなぁと思う)
 



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