FPになって10年経過しました。

そもそも新卒で入社した業界はIT。
ITバブルの時で、それ関係の求人は山ほどありました。
同時に就職氷河期だったので、全体としての求人はあまりありませんでした。
(年齢がわかりますね…)

ある企業の内定取り消しにより、就職活動をもう1回やらなければならなかった私。
適性検査では良い結果だったIT業界に就職したものの、ついていけず2年半で退職。
その後、さまざまな職を転々とするのですが、FPになるのを決めたのは、病院事務をしていた時でした。

私は某社の社員で、会社が入札を勝ち取った病院に勤務していた私。
当時は、基本給が当時で12万程度だったと記憶しています。
私の金遣いの問題もあってか、貯金なんて全然できませんでした。

その時、私の祖母が90歳くらい。
まだまだ元気でした。
「100歳まで生きるからね!」
なんて公言して、結果本当に100歳まで生きてしまったのですが、そんな祖母を見て思いました。


‟自分は一体何歳まで生きてしまうのだろう?”


たしか25歳前後だった私は、残りの人生を祖母と照らし合わせて、
「60まで残り35年か…。60歳から90歳までの30年分の生活費を35年で貯めなければいけないんだ…」
と考え、絶望的な気持ちになりました。

その時はお金音痴で、年金がどれくらいもらえるとか、社会保険にはどんなものがあるとか、全然知りませんでしたから、老後の生活費をすべて自分で貯めないといけないと思い、暗澹たる気持ちになり、何とかしなければ…、と思ったのです。
そこで、真剣にお金と向き合うことを決心。
FPに出会うキッカケです。


FPになった当時は20代だった私も、年齢を重ね40歳。
ますますFP的な知識は大切だな、と感じます。

10代、学生でバイトをし始めた時は、時間を提供すればお金が稼げることが嬉しくて、
時間さえ提供できればお金を稼げるんだと楽観的で、
食えなかったら死ぬまで働けば問題ない、と半ば本気で思っていました。
元気でなくなることなんて、ありえない。
長時間労働すれば疲れることも、無理がきかなくなることも、老眼で目が見えにくくなることも全く想定外。
死ぬまで元気で、働くことはココロとお財布の安らぎを得る手段である、という感じ。

それが仕事をするようになり、バイトのような働き方では非効率だと感じるようになる。
年齢を重ねるごとに、一生働くなんて嫌だ、とも思うようになりました。
それなら、運用したり、税制上有利な手段を用いたり、働けなくなった場合の代替措置を考えたりしておかないと。

自分自身の人生設計をする上でもFPの知識は大変役に立ちますね。

今のところ、お金を使わないで生活をしている人はほとんどいないでしょう。
であれば、自分が学んだことはすべての人のお役に立てる、と思ってFPになりました。

まだまだ私がコンサルティングをした人なんて数少ないし、人生を変えるほどの実行支援が出来ているとも思いませんが、少しでもよりより生活のお手伝いが出来ればいいな、という気持ちでお仕事しています。

今日はなんとなく、FPになったキッカケについて書いてみました。