鹿児島-桜島トンネルが適当 鹿児島県可能性調査 | Money-Cruiser

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「世の中銭や」

南日本新聞より

鹿児島県は、薩摩・大隅両半島を結ぶ「錦江湾(鹿児島湾)横断交通ネットワーク」について、検討していた3ルートのうち、事業費以上の経済効果などが見込める「鹿児島-桜島」案が最も効率的で、風や桜島の降灰などの自然条件、景観の観点からトンネル方式での検討が適当とする可能性調査結果を公表した。2車線道路を建設した場合の工事費は1200億円程度を見込んでいる。


調査は「鹿児島-桜島」「鹿児島-垂水」「指宿-根占」の3ルート案について、橋梁(きょうりょう)、トンネルをそれぞれ整備した場合の経済効果など試算。さらに最も優位性が高い「鹿児島-桜島」案について景観など自然条件の面で分析した。


経済調査によると、「鹿児島-桜島」案は、将来交通量や経済効果がある程度見込まれ、延長など技術的にも施工可能とした。走行時間短縮、経費減少などの効果を費用で割った費用対便益比が橋梁1.4、トンネル1.5で、いずれも国土交通省の基準で事業継続の目安となる「1」を上回った。ただ、トンネル延長は約6400メートルと、橋梁延長約3300メートルの2倍近くになるため、「検討が必要」としている。


「鹿児島-垂水」案は、3案のうち最も将来交通量が多く経済効果も大きいが、現在の工事技術では施工の可能性が極めて低いとした。「指宿-根占」案は、3案の中で将来交通量が最も少なく、経済効果も最小。現在の技術で施工できるが、延長が長いため費用がかかり費用対便益比は橋梁0.1、トンネル0.3だった。


自然条件調査では、風による橋梁のたわみやねじれが懸念されるのに加え、降灰で安全走行に支障をきたす恐れもあり、「錦江湾の自然条件は大規模橋梁に大変厳しい」と指摘。さらに橋梁主塔やケーブルが桜島と重なり、鹿児島側からの景観に及ぼす影響も大きいという。


錦江湾横断交通ネットワーク可能性調査は、伊藤祐一郎知事が2008年知事選でマニフェストに掲げた。これまでの調査で「鹿児島-桜島案を中心に今後検討することが適当」としていた。伊藤知事は現時点で、建設するかどうかの判断は示していない。



桜島とのトンネルが現実的か・・・しかし1200億円かぁ、、、銭ないよね。。。