地震報道を見て思う事
日に日に震災で亡くなられた方の数が増えていってること、
倒壊した家屋や道路の寸断…
避難所での様子を見て、とても心が痛む。
お正月で一家団欒で過ごしていた方も多かったはず。
そんな中まさかこんな事が起きて景色が一変し、大切な人を助け出せないままの方もいるはず…
なんと言葉をかけてよいのか？浮かばない。
ただ、現地で現地の人々に自分ができることで寄り添いたい。と思う。
一応看護師免許は持っているが、特別に災害看護を学んだ訳では無いし、
スキルが高い訳でもない。
私がしたいと思うのは、
困っている人の助けになりたい
寄り添いたい
そんな思い。
(ただ、個人の思いだけでいきなり被災地へ行くことは控えて下さい。現地の負担になりかねないから。自衛隊やDMATは自己完結できるだけの物資やノウハウを持って支援しています。
看護学生の時に直接DMAT隊長から東日本大震災時の過酷且つ現実の活動について話を聞きました。)
防災について
とはいえ、我が身にもいつ起こるともわからないのが災害。
まずは万が一の時自分と娘を守るために
やはり防災グッズの見直しと点検が必要。
そして親子でもしもの時はどうするか、どこに避難するのか？
学校帰りだったら？
遊びに行っていたら？
そして、迷わず逃げなさい
これをコンコンと言い聞かせないと。
普段、電話しても出ないとか折り返してもこない娘だけど
私が風邪を引いた〜とLINEしただけで
『ママ、大丈夫？よく休みなよ〜』と電話して心配してくれる。
お年寄が街でよろよろ歩いてたら
『あのおじいちゃん、ヨロヨロしてるけど大丈夫かなぁ？1人でうちに帰れるかなぁ？』
という言葉が自然と出てくる子。
自分だけで逃げる姿なんて、想像できない…
何度も話し合わなければ。
防災グッズは置きっぱなしでいつの間にか賞味期限が切れていたり、電池切れしてたり
自己分析してみる
被災地の事を思いながら、自分についても考えてみる。
島から帰ったら、
夫と離婚して、一から生活再建。
また就活しないといけないけど、
自己分析をしていて
じんわりと浮かんできたワード。
病棟勤務をしていると、山のようなミッションを時間内にやり遂げる事で精一杯。
少し時間があると絶対的ミッションではないけど、その患者さんにとって必要だな…と思う事をすることもあるけれど。
例えば、口数も少なく飲水量や食事量が少ない高齢患者さん
介助したり、声かけはするけど
食べてくれない…
→脱水になるから点滴しましょう
がよくある流れ。
でも、少し時間があれば
昔話や若い時のこと、島唄を歌ってよ！
と声をかけてみる。普段は頷くだけでほぼ喋ることがなかった方も
島唄を歌ってくれた
そしてその勢い？で
「ちょっと喉潤しましょ〜」
と水を飲んでもらい、
家族さんが持ってきてくれた間食を勧めてみる。
すると頑なに食べなかった方が1口食べてくれた。
そんなちょっとしたことが、
自分にとってはやり甲斐に感じる。
私は沢山の患者さんを受け持って、
テキパキ業務をこなすってのは苦手。
はっきりいってダメ看護師の部類だろう…
ゆっくりと向き合いたいのです。
もう90才を超えて、本人さんは
点滴もしたくない、酸素マスクもしたくない、
栄養チューブもいらない、
家に帰りたい
好きな物を食べたい
そう望んで訴えているのに
家族は1日でも長く生きて欲しいと医療行為の継続を希望されることも多い。
もし、自分なら…※あくまで私の意見
例え好きな物食べて喉が詰まろうが、肺炎になろうが
それでもいい。
浮腫んで血管なくて、何度も痛い思いしたり
点滴のせいで余計に浮腫んだりもしたくない。
外来業務をしている時は
一人一人の投薬内容や検査結果や症状からアセスメント→治療に繋げる
のがやり甲斐だった。
でも今はそこにそんなに仕事内容として魅力を感じない。
そう思うと別に看護師である必要もないよね？
とも思う。
理想と現実ってやつに絶望しそうになるけれど。
時間とお金があれば
被災地に行きたいし、
海外ボランティアや途上国医療に携わってみたい。
でも私には守るべき娘を置いていく訳にはいかないし、
ボランティアを続けられる財力もない
看護師の給料➕積立NISA➕α
でなんとか年収500万を目標に頑張りたい
それが現状ぼんやりと考えていること。
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