前回、詐欺メールで実際に受け取った例を紹介しました。(前回記事「迷惑メールから身を守るための実例集)
今回は、防犯対策の一つとしてその見破り方をいくつか紹介します。
簡単なチェックをするだけで、怪しいことに気づきますので、是非やってみましょう。
(文:マネササイズ!チーフトレーナー ナカミチ)
§宛先の確認
例えば、画像1のような宛先が開示されていない場合(undisclosed-recipients)は、一斉配信メールであることが確実にわかります。
もし、知らない差出人からのメールであれば、警戒すべきです。
また、画像1には「返信先」というのがあります。これは、もし返信した場合は、差出人ではなく返信先に送付されるという意味を表します。
このように、差出人と返信先が一致しない場合は、ただならぬ意図があるため、要警戒です。
(画像1)
§差出人の確認
画像2は突っ込みどころがあまりに多いのですが、通販のアマゾンを騙っています。
チェックすべきは、差出人Amazon.co.jpの後の<>で囲まれた正式なアドレス部分です。
メールソフトによってはこの部分が最初は表示されない事がありますが、必ず確認しましょう。
公式なものであれば、@amazon.co.jpのドメイン名が入っているはずです。
(画像2)
§不審なメールが来たらどうするか
最後に、不審メールを受信した時はどうするかです。
考えるべきことは2つありますが、一つは「無視」です。
返信や添付ファイルのダウンロードなど、全てのアクションを封印しましょう。
一日に何通も来る場合は削除するのも面倒になると思うので、放置で十分です。
(ただ、事前対策として、迷惑メールフィルタリングをかけましょう)
二つ目は、余裕があればで結構ですが、自分以外の人のためを思って、公益的な団体に通報することです。
迷惑メール相談センターは総務省から委託されており、ここに情報提供する事ができます。
自分が被害に遭わないために、常にアンテナを備える習慣をつけておきましょう。
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