今日は、神田須田町にある「かんだやぶそば」に来ました。お昼の時間を外したつもりでしたが、考えることは皆同じ。かなり並んでいますね。仕方ないので、諦めることに。結構、諦めの早い方かもしれません。いや、並ぶのが嫌いだけなのです。
さて、今回のコースはこちら。

「かんだやぶそば」は、明治13年(1880年)創業で、藪そばの総本家。辛口のツユにちょいとつけてすするのが粋とか。
次回楽しみにしておきます。

折角なので、神田須田町界隈をぶらつくことに。「かんだやぶそば」の正面の路地を歩いていると、変わった看板が目につきます。「連雀亭」・・・?
wikipediaによると、「落語家古今亭志ん輔のプロデュースにより開設されたコンパクトな寄席で、原則として、二つ目の落語家、講談師が出演している。座席数は38名。席亭やスタッフはおらず、出演者自身が呼び込み、受け付け、開演時の案内などを行う高座と客席が極めて近い会場として知られている。」
詳しくは、こちらをご覧ください。https://ameblo.jp/renjaku-tei/

神田須田町の界隈は、江戸時代からの老舗が暖簾を掲げているところで、東京の中でも町人文化を味わえる場所として有名です。
このお店は「いせ源」さん。天保元年(1830年)の創業のあんこう鍋の老舗です。

こちらは、昭和5年(1930年)創業の甘味処の「竹むら」さん。揚げ饅頭が有名だそうで、池波正太郎の小説にも登場する老舗。本日は休業でした。

こちらは、鳥すき焼きの「ぼたん」さん。
「明治より“鳥すきやき”一筋、未だガスを使わず備長炭と鉄鍋で昔ながらの味を落とさぬよう心がけて参りました。戦災をまぬがれた昭和初期の建物で、鳥一羽それぞれの肉の旨味を生かした“鳥すきやき”をご賞味ください」と紹介されていました。

平日のお昼時は、神田のサラリーマンで喧騒となる須田町界隈ですが、日曜日の午後ともなると静けさが漂っています。

旅行ガイドブック風に撮って見ました。

ということで、老舗に執着せずに食事処を見つけることに。
近くに煉瓦造りの洒落たお店を発見! 店名は「むぎとオリーブ」。どう見てもカフェのような感じなのですが・・・。

れっきとした「ラーメン屋」さんでした。

大山鶏ガラと丸鶏を使ったキレのあるスープで、とても美味しかったですよ。

ごちそうさまでした。次回も神田界隈を散策します。