5月上旬の東欧を長距離移動するなら、電車やバスがいい。青い空、どこまでも見渡せる平野、黄色い絨毯と新緑。潔い春。
「今ヨーロッパにいるんだなぁ。これがヨーロッパの春だなぁ」と思える風景に飽きることがありません。
場所はこちら。
マリエンプラッツからはやや距離があるし、ハウフバンホフからもちょっと歩くから、もしかしたらここはゆっくり飲めるビアホールかもしれません。
どれだけいても、ドイツビールは飲み足りません。
アジア人は私の他に男性が一人だけだった。たぶん中国人。こちらでよく見かける旅行者っぽくない、きちんとジャケットを羽織った、目を引く人でした。
乗ったら満席でした。チケットにある座席番号を探して座ります。見て分かるとおり、最後列だったので、トイレに行きにくいことこの上なし。
バスではトイレに行かないように、またも断水していたのでまったく問題はありませんでした。※脱水症状になる可能性もあるので真似しないでくださいね
このDBの高速バスはバス内でWi-Fiが使えます。出発してからは、タイのブログを書いて、ドイツでの出来事をメモ書きしていました。
BMW本社。
BMWのBはバイエルンのB。エンブレムは、ミュンヘンで何度も見たあの市松模様、バイエルン王国の旗をモチーフにしています。
ということを、帰国して知りました。
黄色い絨毯が現れるたびに、車内の誰かしらが写真を撮ります。あの鮮やかな黄色い花は何の花なんだろう?
突然、絵本の中に出てくるような、おとぎ話のような、小さな可愛らしい街が現れました。何もなくてもいいから、あの街に行って、ふらりふらりとしてみたいなあ。
何度も、同じような風景を撮る。
車内ではぽつぽつトイレに立つ人がいるけれど、私は立ちません。なぜなら、人をまたいでトイレに行くのがとても嫌だから。
数時間前から断水しているおかげで、一度も席を立ちませんでした。※決して真似はしないでください
ちなみに一度寝たらトイレに起きないタイプなので、飛行機ではみんなが寝る直前のギリギリで一度だけトイレに行き、あとは10時間くらい寝ています。