世界ゆる旅 ふたり旅

世界ゆる旅 ふたり旅

2カ月で7カ国をひとり旅。航路だけは世界一周。
食、音楽、舞台、芸術…「好き」を求めて毎年海外を放浪する足跡。

2015年に世界一周航空券で7ヶ国10都市以上をゆるく回り、航路だけは駆け足で世界一周しました。
毎年海外がモットーです。2020年までの渡航歴はこちら。

こんばんは。

ここでは最後の記事となります。

 

ようやく生活に少しの余裕ができて、思い出を綴る場所を引っ越しました。

ユルタビ|note

 

理由はやはり、アメブロの広告に辟易してしまったから。時間を割いて読んでいただく方にも、あんなにデカデカと興味のない広告が出てきてしまうと、ねぇ…。

 

その点、noteは広告がないこと、書くことに特化していることがいい。利用者が20~40代のビジネスパーソンであることは、書き手と読み手が近くて嬉しい。しかも、コンテンツを売ることができる(私は、収益化は予定していません)。

 

最近では大企業がオウンドメディアや社内報代わりに使っていることもあって、今後さらにシェアが増えそうだと感じています。

 

ここでは、「記録」の要素が強かったのですが、noteではエッセイのように旅のわくわくを綴ろうと思います。アメブロの「ゆる旅」を読んでくださった皆様、ありがとうございました。もし機会がありましたら、あちらでお会いできますように。

最近、アメブロを見ようとすると

広告が出てくる…

それもスマホ全面に…


スマホが侵略されたみたいで

なんだか嫌な気分。

UI的にもスマートじゃない。

こんな広告の出し方、ダサいと思う。


長年使ったけど、

それでも愛想尽かす程度には

うんざりしてしまいました。


記録として残そうかとも思ったけれど

近々別のスペース

(登録だけしてるnote)

に、移動するかもしれません…

手間だけど記事も書き直そうかな。

そんな気分です。

今回の旅仲間とは、

行きたいところや食べたいものが

「それいいね」「わたしも」

と言い合えるだけでなく、

のんびり具合が似ているのか

カッコつけないでいいからか

なんでも笑いに変えようとするからなのか

とにかく終始楽しかった。

ずーーーーーっと楽しかった。





なんなら、帰国して別れた後に

とある理由があってその日に再集合して

一緒にランチを食べていた。

日本でもまだ終わらない釜山。

こんな旅になるなんて。

旅の記憶はお休みの日に

少しずつ残していきます。

釜山のおじちゃんが優しくて

たくさん助けてもらって

おばちゃんも優しくて

おなかいっぱいで帰国。




昨年あたりから、旅のスタイルがより、

フリーになった。

たとえ同行者がいたとしても。

 

というか、それくらいゆるくないと、

ゆるく居れる人でないと、

旅しても気を使うなぁと思って。

幸運なことに、同行者に恵まれている。

 

昨年大阪にライブを見に行った

20年来の友達とは、初の旅行だった。

日帰りの遠出はあっても、

泊まりは初めて。



どうなるかなーと思っていたら、

「ここだけは行こう」を互いに言い、

互いに「それいいな」と思える。

 

毎度必要な食事をする店すら特に調べず

その場で決めても「ここ当たり!」と

言い合うくらいに一緒に楽しめた。

 

観光も、たまたま目に入ったところに

なんとなく二人とも惹かれるので

寄り道をたくさんした。

全部が、自然。



 

夜はおやすみを言い合う間もなく、

気づかないうちに二人とも寝て

朝起きる時間を決めなかったけど

なんとなく起きて、おはよう。

 

そんな距離感がとても心地よかった。

 

今まで、ひとり旅も多かったけれど、

こうやって自然にいられるのなら、

ふたりで旅するのも楽しい。

ふたり旅のほうが楽しい。

そういうふたりが増えていくように

タイトルを変えました。

 

来週、釜山に行く友達も、

高校からの30年近い友達。

大人になってからも遊んでいると

互いにゆるいしフリーダムだと

わかっている。

わたしが酔っぱらって酒を片手に

派手に転んで泥をくっつけていても

「何してるの!」とか言わずに

だいじょうぶ~?と笑うような子。

40半ばの粗相を許せる。

 

もうすぐ出発だというのに、

連絡したのは予約の時の

パスポートのやりとりと旅程表の送付、

Wi-Fiやプラグなど、

共有できるものの情報交換のみ。

互いにグルメ情報は調べているけど

朝はこれで、昼はこれでと決めず、

その日、その場の気持ちで選ぶはず。

 

おとなになってからの、

ふたりで共有できる楽しさを存分に味わう

ノープランにもほどがある「ゆる旅」再開。

どうしても日本では食べられない味がある。

現地のもの、本場のものがおいしすぎて

忘れられないし、また食べたい

情勢が変わる前に。


来月、久しぶりの釜山へ。

渡航日が二転三転したけど無事着地。

ホテルは綺麗みたいだし船の個室も取れて

金額もまぁまぁお手頃、満足です。


友達は初釜山なので何が食べたいかなぁ。

なんて考えながらリサーチするのも楽しい。

この楽しみが1ヶ月続くの、

やっぱり旅っていいなぁと思う。


それにしても、5年出なかったか、海外に。

会社員じゃなくなり、起業してからは

やっぱり苦しい時もあって、

貯金すらできなかった。

40代でこれはまずいだろうと思うけど、

再び会社員になるのはもう考えられない。

今は仲間に恵まれ、少しずつ整ってきたけど

暮らせていける、くらいなので、

身の丈に合う海外は今のところ釜山。

いつか船が飛行機になり、もっと遠くへ…


旅を目標にすることも忘れていたけど、

今は次の旅が目標。

来年はタイだな。


だいぶ年もとった今、

改めて行きたいところを考えると、

ドイツ・フライジングとミュンヘン、

バウハウスに泊まりにワイマール。

両親を連れてイギリス、フランス、アメリカ・ニューヨーク🗽

インドネシア・バリ島のウブド。

…あたりが、パッと出てきたところ。

北欧も行ってみたいし、

スウェーデン・フィンランド・エストニアを

回るフェリーで3国を巡るのも楽しそう。

夢は尽きない。


と、とりあえず仕事をがんばろ。



来月渡航は決まっているのだけれど

実はまだ予約が完了していない。


Webサイトで◯がついた日程も

けっこう予約が埋まってて

帰りの船便の個室が取れなかった。

日程を変え、

友達の休みの予定を変えてもらって、

会社に確認してもらい…。


そうこうするうちに、HISの初夢フェアが出て

めちゃくちゃに安いもんで目移りしたり。

釜山3日間、最安値7800円


安い。国内旅行より安い。

そう、釜山に行きます。


初夢フェアはサイトが全然繋がらなくて、

もたもたしていたら良い日が埋まるかも!

と、前からやり取りしている旅行会社に

確認のお願いをしているところ。


うまく予約できるといいなぁ。

とても感じの良い担当者だったので、

ここで決めたいなぁ。


うまくいけば、出発まで1ヶ月。

コロナや仕事(起業しました)や、

なんやかや。

国内はあちこち飛び回っていたものの

パスポートを開かないまま早5年。

 

一昨日思い立って、友達と相談して

海外渡航を予約しました。

慣れ親しんだ、あの土地です。

 

久しぶり過ぎて、

パスポートの残存日数を確認した。

あと数年は大丈夫でした。

 

いつものように、予約は往復とホテルだけ。

ごはんも街歩きもノープラン。

一緒に行くのは出会って30年近く経つ

気心知れた高校からの同級生なので、

たぶん、着いてからその場で決めるはず。

 

今回の旅仲間とは

「いつか一緒にカナダに行こう」と

話しています。

 

カナダとか調べたこともなかったけど、

共通の友達、これまた高校の同級生が

40を過ぎてカナダに渡り、

大学で学んで向こうで起業してるから

会いに行きたくなったのだ。

 

まずは、フェリー旅。

いずれ、長距離渡航。

楽しみ。

 

そうそう、このブログは

ちょっとずつ整理します。

文章の書き方とか、

人に伝えるノウハウとか

一切学ばないまま書き始めたので

学び直した今、

読み返すと恥ずかしすぎまして。

 

実は、ちょっと前から書き直したり

非公開に変えたりしていました。

 

古い情報もあるので

必要なものはリライトし、

誰の役にも立たなさそうなのは

消えていく予定です。

 

ではでは、またここから。

リスタート。

映像制作に関わる人・映像好き以外は

聞いたことがないかもしれない、

映画館「シアター・イメージフォーラム」。

ユニークで尖っていて、

何かしら持ち帰る感情のある映像作品が

選りすぐって上映されている。

 

青山から映画館まで散歩して、

チェコ映画史上最高傑作と呼び声の高い

「マルケータ・ラザロヴァー」を観た。

 

大好きなチェコの映画、ってだけで

内容はあんまり調べないまま観たら、

いろいろ、とんでもなかった。

 

 

13世紀のボヘミア王国を舞台に、

宗教と部族間の抗争に巻き込まれていく

少女マルケータ・ラザロヴァーの運命を描き

内容の濃さ、壮大さに綺麗に比例して、

上演時間は3時間近く。

なおかつ、ショッキングな映像も続く。

 

最後まで集中力を切らさずに観た

自分の精神力をほめたい。

 

13世紀のボヘミア王国、という舞台設定は

もちろんのことなじみがなく、

「人間ってもともと、獣だったのね」と

しみじみ思うくらいに、

現代から考えると精神性が低い。

 

人としての道理とか尊厳とか、

道徳とかあったもんじゃない。

 

けれど、どうしようもない、

どうにもできない、でもどうにかしたい

もどかしさみたいなものを感じる。

精神世界が一つ上の成熟に向かう端境期。

 

この世界観の中で、

徐々に広まりつつある当時の宗教に、

そこはかとなく漂う怖さや美しさ、

芽生えつつある倫理とかが

ゆるりと描かれていく。

 

すべてのシーンが宗教史や哲学の暗喩に満ち

「これはあれとつながるのかな」

などと暗喩を解読しながら観ていると、

それはもう頭と精神力を使い、燃え尽きた。

 

後に残るは

「すごいものを観た」

という感想のみ。

 

イギリスやフランスの中世は、

限りなく薄っぺらく知っているものの、

東欧については無知に近いので興味深い。

 

その後、ワラキア公国の王

ヴラド三世を描いた漫画、

『ヴラド・ドラクラ』も読んでみた。

 

 

 

歴史を少し掘り下げて旅をすると、

前回と違う楽しみに出会えるだろうな。

次に行ける時までインプットに励もう。