ここ数年、NHKが私の中で熱い。
古民家カフェを紹介する番組や
美輪明宏先生の「愛のモヤモヤ相談室」は
いつも涙無くしては見ることができない。
美輪先生の、
「その女はお下劣で、とんでもないスケバンね」
などと、一刀両断する物言いが心に響く。
NHKは中国アートに関しても時々興味深い特集を組む。
昨夜偶然見た番組が面白かった。
それは、「チキンカップ」を実際に触ってみたいというとんでもないコンセプトだった。
チキンカップといえば、実は私も数客持っている(ネットで買った雑貨)。
素朴な絵柄でたくさんのパロディ版もあり、可愛らしい。
そのチキンカップはなんと最近「38億」もの高値でオークションされたそうだ。
そして落札した中国人収集家はそのチキンカップでお茶を飲んだというから驚く。
その落札者でもある「劉氏」。
もとはタクシー運転手、そこから投資家に転身し、
今ではとてつもないお方に。
私の好きな画家の一人、「モディリアーニ」の絵画を200億超で落札したのもこのお方。
NHKさま、上海の美術館に行き、
「劉さんいますか?」ってそりゃいないよ。
このチキンカップ当然ながらここまでの価値になるにはエピソードもあるわけで、
その辺りもとても勉強になりました。
サザビーズ中国担当の「ニコラス氏」ご自慢の邸宅も素晴らしかったし、
解説者の平野さんもわかりやすくて、引き込まれました。
久しぶりにテレビに釘付けになった夜でした。
ちなみにニコラス氏、北京のアンティークマーケット「潘家園」にもたまに行かれるそう。
私も帰省すると足を運ぶし、義母とは早朝から自転車でハンターしに出かけた思い出の場所。
ロマンある話って大好き。
再放送ありますよ〜〜、是非、是非!!!!